5人のジュンコ (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198941161

感想・レビュー・書評

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  • その名の通り、5人のジュンコが登場する。
    モデルになったのは、実際にあった「木嶋佳苗事件」。
    何人もの男から金を巻き上げて殺していく。
    5人のジュンコは、そんな事件に更に彩りを添えていく。
    真梨さんらしいドロドロ感満載の作品。

    2019.7.19

  • うーん、私の読解力がないのか、よく分からず。読んでいてハラハラはした。

  • 人の憎悪が恐い…。
    各エピソードがちょっとずつ繋がっているので、読み返しました。

  • 面白かったけど、いつもの如く、難解で〜〜!
    あれ?あれれ?どゆこと??ってなっちゃう〜(^_^;)

  • 女の嫌なとこ全部盛り。

  • そうそう、この女のドロドロ感よ。すごい。

  • 木嶋佳苗がモデルとなっている連続殺人犯の佐竹純子が逮捕される。その事件をきっかけに、ジュンコという同じ名前の女性たちの身の回りが動いていく…という話。
    途中までハラハラして気になってどんどんページが進んでいったが、最後のオチが期待はずれ。ほかにも、これは本当に佐竹純子のせいなのか?と思う部分もあり。

  • 男たちを騙し、金を巻き上げ、次々と殺していった
    連続不審死事件の容疑者「佐竹純子」
    彼女と直接、または間接的に関係のある「ジュンコ」たち。

    悪意や殺意は伝播するのか
    相変わらずのイヤミスっぷり(笑)

    女のイヤなところを描かせたら天下一品

  • ドラマ→小説と読んだ。ドラマの方が衝撃的な作り。
    微妙に設定やあらすじを変えてきてるけど、誰にだってあるささやかな優越心も、この作家の手にかかればたちまち、いやーな要素に。

  • 当初の懸念どおり、読みが同じ人物が複数でてくるので混乱気味になった。文字は違えど次々出てくるジュンコを確立させる為に何度も前のページをめくりました。

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著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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