- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199006081
感想・レビュー・書評
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海斗が居なくなったスペイン・ビセンテの様子。
15世紀に戻るつもりであることを知られた和哉によって監視の目が厳しい特別病棟に入れられた海斗。しかし海斗は諦めていなかった。
和哉の海斗に対する思い、それは恋愛感情というものと違うのかもしれないけれど、会ったことのないジェフリーが海斗に寄せる気持ち、海斗がジェフリーに向かう気持ちを鑑みると自分だってそれとさして違わないと思う和哉。もう二度と海斗を失わない為なら恨まれても海斗をどこへもいかせないと心に誓う。
いろんな愛の指し示し方があるのだな、と考えさせられる巻でした。誰も悪くはないけれど、自分の思う相手からでない好意は受け取れない。
JPは悔やんでいてもこちらの世界で生きていくことを選んだし。海斗はジェフリーの側に戻ることを選択した。
早く再会できるといいね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回ジェフリー&ナイジェル出番あまりないです。
アロンソ&ビセンテの話と後半はカイト&和哉の話。
疑われないように用心深く身体を鍛え、バレないようにJBと連絡を取り、病院を脱出して・・・。
今回はとにかく恐いくらいの和哉の執着っぷりが!!
カイトらぶ!すぎだろ~~~。ほんとカイトはみんなに愛されてるね。
さてこのあとどうなるのか・・・。そろそろ終着点が見えてこないかな~と思うんだけど・・・。 -
再びカイトはジェフリーの元へ―。過度な執着をみせる和哉を振り切るカイトがとても残酷で、そして美しかった。愛するジェフリーと次巻で会えるといいね、カイト。
今回も素晴らしい表紙絵に心を奪われた。和哉もいい性格してきた……けど、彼にもう出番はないのかしら?彼にも幸せになって欲しい……。
今回はレオがすごいかわいかったね!おかっぱで、ツンツンしてて、でも従順。
次巻も楽しみにしてます、松岡先生^^ -
賢姉かっけええええええええ これは惚れるわ。姉と弟の過去のやり取りはじめ、トーリとホライゾンの過去との決着とこれから歩む道の決定。しかし、悲しむことが出来なくなったトーリと、悲しみの感情を取り戻したホライゾンは、本当に平行線で境界線上なのだなぁ…
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[課題図書]帯にあるセリフがとても切ない。海斗をよく理解しているからこその和哉の行動が痛々しくすら感じます。海斗をジェフリーの元へ行かせない為に必死ですが読んでる私も海斗と同じく、和哉を嫌ったり憎んだり出来ません。海斗を求める和哉の気持ちがあまりにも辛くて哀しくて…。和哉にとって唯一無二の存在である海斗がいなくなってしまうのはどれほど大きく重い痛みだろう。それを理解しながらも戻ろうとする海斗もまた激しい痛みを感じているのが切なくて…。16世紀の方も事態が大きく動くようなので次巻が待ち遠しくてなりません!
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面白かった。和哉がもうほんと病んでるなw
次の巻が待ち遠しい