- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199006982
作品紹介・あらすじ
拾った犬が、モデルと見紛う美青年に化けちゃった!?ある日迷い犬を部屋に保護した、コンビニ店員の光輝。ところが翌朝、犬は人間に姿を変えていた。浅黒い肌に長身、柔らかな獣耳と尻尾-驚く光輝に、男・カイザーは「おまえが俺を思い出したら、本当の人間になれる」と謎めいた言葉を告げる。渋々同居を始めるけれど、顔を舐めたり押し倒したり、カイザーは大胆に触れてきて…。
感想・レビュー・書評
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拾った犬が人間に、というファンタジー。
カイザーの献身が微笑ましい。
前半部、ファンタジーですが、すっと入り込めました。 -
うん、優しくかわいい話ではあったかな。
ちょっと後半に差し掛かる辺りの展開があんまりアレだったんだけれど。
読み終わってみると『その後』のほうが気になっちゃうよね。
ちょっと小腹すきな読後感でありました。 -
高久さんのイラストとモフモフと言うことで購入してみた初読み作家さま。予想以上にカイザーがちゃんと犬だった!!しかもシェパード(≧∀≦)シェパード飼ってた俺得設定すぐる。犬の性格とか丁寧にちゃんと書かれててすごく良かった。何度も頷きながら読んだし、本当カイザーが可愛い(*´д`*)そしておばあさんとカイザーの話は泣いた(;∀;)
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何も考えず楽しめた。
高久さんの挿絵、好きです。 -
カイザー×コウキ
動物病院の息子のコウキは都会でコンビニで働いていた。ある日犬を拾ったら翌日人間になり、ここにいさせて欲しいと押し切られる。コンビニに押し入ろうとした男を捕まえた手柄もあり、コンビニで一緒に働く
ことになり、常に一緒に。しかしカイザーはコウキ以外の人間には興味がなく、物怖じしないまっすぐな男だった。その想いに打たれるところはありつつ、彼のことは思いだせずに過ごすが、地元に帰り、過去を思い出し・・・。人間関係のゴタゴタありつつ、カイザーを思い出したことでやり直す決意を固める。
一途なカイザーがかわいいし、コウキも普通にいいとこもダメなとこもある男の子なんだけど、必死に好きになってくれるカイザーに奮い立たされてる感じですごい良カップル!で好きでした。 -
まさか自分がこれに手を出すとわ!でしたが、ある意味想像通りの無難でかつ驚かないストーリーです。
ただ、王道なので、安心して読めます。
もちょっと犬耳なカイザーが困らせたり、獣ゆえの本能で色々バタバタするところとか見たかった気がしますが。
しかし、筆者は、この話を書くにあたり、きちんと飼われていない犬がどうなるかということを、ネット上の情報だけでなく、ちゃんと取材されたのかなとも思いました。痛々しく感じるシーンがあります。でも、それが現実なので、本当に犬が好きな私としても、最近の世の中のおかしいところをきちんと書いてくださったかな、と。主人公が、犬を手放しにきたオネーサンにブチ切れるシーンとか、ほんと、作者さまや私の代弁してました。 -
★3・2
犬が人間になるって話から、可愛らしいファンタジーなのかと思ってたら結構真面目なことも。最初は和やかで微笑ましい感じだったけど、カイザーを拾ったところから母のこと、ペットの問題だとかわりと重かったです。純粋なケモ耳もふもふっていう感じではなかったかな。最後、おばあさんにあっさり正体バレて一緒に暮らすとかそれでいいんだ?!ってなった(苦笑)あと戸籍の問題とかどうするのかなと現実的なことも思ったり(笑)