- Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253155687
感想・レビュー・書評
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夕焼けカーニバルは、嗚咽確定です。
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いつも刺さったフレーズを書き出しているけど、池辺葵さんの漫画はフレーズというか、作品全体で訴えてくるものがある。
この作品は母親にフォーカスしているけど、母から見た子、子から見た母、第三者から見た母子が描かれている。
池辺葵さんの漫画が好きで少しずつ集めている。
これも読んで良かった! -
どれもこれも、泣いてしまう。
夕焼けカーニバルがいちばん泣いた。
ワカが幸せになればいいなぁ!! -
よくわからない。
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色々な人たちと、そのお母さんとのお話の短編集。
凄く柔らかいタッチの絵で、お話の内容から優しさがフワ〜って出ているのですが、登場人物たちの境遇や状況がけっこうきついお話もあります。
そう言ったお話も、血の繋がったお母さんや、親代わり、親のような気持ちで接する人と関わることで凄く優しい終わり方になっていて素敵でした。 -
池辺葵さんの作品『ねぇ、ママ(2017)』を読了。 ずっと気になってた作品。 それと、池辺葵さんの作品は初めて読む。 おいらがお気に入りの話・・・”きらきらと雨”、”夕焼けカーニバル”・・・ ”stand up”は・・・マジで涙した。 傑作。
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2019.6月。
子どもはいつだってかわいいんだ。
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池辺葵がいる世界に生まれてよかった。
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今年の文化庁メディア芸術祭のマンガ部門大賞作品。会場で冒頭のお話だけ読んだときに「あぁなんか今こういうじんわり沁みてく話を心が欲してる気がする…」なんて感じて購入。最近はパソコン使って背景までゴリゴリに描いてる作品ばかり読んでるもんだから、まるで古いアニメーションを見ているようなモッタリした画風がなんだかとても心地良くて。子供を見つめる温かい視線、一方で不在だからこそ際立つその温もり。大人になればなるほど膨らんでいく母親への感謝を、改めて思い返したりしています。
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第21回、文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞作品!
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2017年 第21回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞受賞作品。おめでとうございます。
ザザとヤニクの修道院を舞台にしたお話は、同じ著者の「かごめかごめ」でご覧になれます。そちらもオススメ。 -
一話ずつ静かに進んでいく物語。
子を想う母。親を想う子ども。
どれも切ないのだけど、小さく強さを感じられる。
魔女のお話が良かったです。 -
きらきらと雨、切ない。一緒に食べようと奮発してご飯作って約束してたのに友達優先されちゃうとか涙でちゃう。けど、ホント息子なんてそんな感じ。そしてそれでいいのよ。
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「プリンセスメゾン」を読んでいますので、こちらも同じ著者ということで読んでみたんですけれどもまあ…タイトルにもあるようにお母さんが主題となっている短編集ですかね!
ヽ(・ω・)/ズコー
冒頭の、息子が巣立ってしまう母親のお話はなんとも…いえ、僕は男ですので世のお母様のお気持ちは分からないのですけれども、しかし…なんともまあ、孤独感と言いますか、寂しさを感じるお話でしたね…。
プリンセスメゾンも独身女性の拭いきれない孤独感みたいなのを扱っていますから、今回のお話もプリンセスメゾンにどこか通底する部分はあるのかもしれません…。
他にも教会にお勤めの子? とかのお話も出てきますが、どれもこれもやはり、人間が逃れることのできない寂しさを扱った作品だと思いました!
おしまい…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
1編目がいいなー
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余韻と静寂が最の高。
セリフのないページの表現力が素晴らしい。 -
丁寧で丁寧で泣けてくる
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魔女とハンプティダンプティとワカちゃんの話が一番好きかな。
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「母」をテーマにした短編集だが、孤児、棄子、引きこもりといったネガティヴな事態が多い。でも、読後は切なさや郷愁だけでなく、ささやかな暖かさがもたらされる。『プリンセスメゾン』の読み手だけでなく、多くの人に読まれてほしい作。