- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784262155678
作品紹介・あらすじ
・ストレスを受けても、極端な判断をせず、適度な判断ができるスキル
認知行動療法をわかりやすく解説
不安はシャボン玉!? 心のしくみを解説
・看護師、保健師、介護士、カウンセラー、教師など、支援者が必要な技術や知識を解説
・「認知再構成法」「行動活性化」「問題解決技法」など具体的な方法を解説
【マンガについて】
心に不安を抱える3人と、それをケアする3人の保健師によるマンガによって、認知行動療法の基本がわかります。
本書でテーマになるのは、「職場のうつ、ストレス」「周産期うつ」「高齢者の閉じこもり」「学校での人間関係」。
監修の大野先生、実際に問題解決に取り組む保健師の方々に取材を行い、
現場の意見を取り入れながらストーリーを作りました。
【はじめにより】
認知行動療法は世界中の精神科医療の現場で
広く使われるようになってきていますが、
そうした方法を職場や地域、学校など、
医療現場以外の活動で役に立てることができるのだろうか
と疑問に思う人もいるでしょう。
心配はありません。
認知行動療法は、精神疾患に苦しんでいる人の治療に
役立つのはもちろんですが、
それ以外の人が毎日のストレス状況で
自分らしく生きていくためにも十分に役に立ちます。
それは、認知行動療法で使われる方法が、
私たち誰にも役立つストレス対処の方法でもあるからです。
感想・レビュー・書評
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認知行動療法を使う当事者と支援者の両方にむけた書籍。
解説が丁寧で分かりやすい。
ストレス対処として以下の手順を踏んでいく。
①心と体の警報に気付く
②起きている出来事に目を向ける
③とっさに浮かんだ考えに目を向ける
④期待する現実に向かって行動する。
その他にも「認知再構成法」「行動活性化」「問題解決技法」「エクスポージャー」「漸進的筋弛緩法」について書かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心がうまく働かなくなった時、認知のエラーが起きた時の対処法あれこれ。心を手動操作に切り替えるという文句が印象的。実際一人の力でできればいいんだろうが、これは専門の人についてもらってやるのが一番良さそう。そこまでコントロールできないから困っていくわけで...。僕自身は今のところ元気。一つだけ何かあるとしたら趣味というかやりたいことが多すぎて24時間じゃ足らなくなっているところ...人生破綻してきているよ。不健康な破綻ではないからまぁいいんだけどね。
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気が滅入っているときって、結局、
不安が大きくなる。
でも、その不安の正体って、自分が作りだしているだけで、ほんとは大したことはないのかもしれない。
前向きに考えなくて良い、というのは、良いと思う。
あるできごとごあって、つらいんだけど、それは、
成長するチャンスだ、と考えるのは、失敗してきた。
それよりも、ぐるぐると同じことを考えて、
それが大きくなることを止められる方が良い。
そのために、ぐるぐると回る思考を紙に書いてみる。
これを自動思考というそうだ。
ほんとに、それは起きるのか。
仮におきたとしてそのインパクトはどのていどなのか。
ほかの可能性はないのか。
などを考えることで、ぐるぐるをとめる。 -
2階心理学C : 146.8/ONO : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410164359"
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自身の勉強用。認知行動療法について知りたかった。どう対応したら良いか悩んでいたことがあったので、コーチとしてどう伴走できるか少し見えた気がします。繰り返し読んでもっと理解を深めたい。
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暴露行動データ集め
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職場の後輩がメンタル不調で相談に乗ってる状況だったので、少しでも参考になればと読んでみた。
まずは、何をしてる時が幸せなのか尋ねてみて、そこから少しずつでも元気を出してもらえるよう取り組んでみたいと思った。 -
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マンガと図とワークでとてもわかりやすかった。
生きていく上で悩み事があったら開くバイブルになりうるかもしれない。