たいせつなきみ

著者 : マックス・ルケード ホーバード豊子

• いのちのことば社 (1998年10月5日発売)

感想・レビュー・書評

[cinejazz0906さんの感想 · 2022年2月11日]

彫刻家エリが彫った｢ウィミクス｣という木のこびとたちの村では､見た目が綺麗で才能のありそうな者には＜金の星＞シールが与えられ､なにをやっても下手くそで風采のあがらない者には＜灰色のダメ印＞シールを貼り付けられます｡この村では朝から晩まで､そんなシールのくっつけ合いをする毎日が続いています･･･｡偏見や差別にみちた社会にあって､星印もダメ印もない､自分自身の生き方を諭した大人への贈りものです｡ 原題は『 You Are Special 』

[Manideさんの感想 · 2020年12月26日]

① この本を選んだ理由
絵が印象的で面白そうだったので


②あらすじ　
ウイミックスというシールをくっつけあうことを毎日する木の小人たちのお話。


③感想
物語の中にとても深いものを感じた。
シールがくっつかないというのが、なにか、とても難しく感じたけど、心に残るお話でした。


④心に残ったこと
きんぴかのお星さまシール、灰色のだめじるしシール、私たちもそんなシールを貼りあって喜んでいるのかもしれない。


⑤登場人物
パンチネロ
ルシア
エリ

[あまねさんの感想 · 2020年3月18日]

小さい頃に読んだ本で、また大人になってから読んでもやっぱり良い絵本だと思いました。
パンチネロを自分と重ねて読んだりしていたので、何度か涙を流しました。
子どもでも大人でも読んでて実りのある絵本だと思うので、凄くおすすめです。

[keiboさんの感想 · 2022年10月10日]

つい他人と比べてしまったり
評価してしまったり
でも他人の目なんて気にすることないよと
自分を大切に

うまく絵本で伝えてくれています

[❤︎RISA❤︎さんの感想 · 2017年11月14日]

認めてほしい認めてもらいたい
誰でも思うこの感情がよく書いてある
努力しても報われなくて
不器用な気持ち、すっごくわかる
キリスト教的な思想はかなり感じられたけど
クリスチャンでないわたしでも
この本を読んで少しうれしくなりました

[hannabusaさんの感想 · 2015年1月29日]

小さい頃に読んでから、何度も読み返している絵本です。

誰かに貼られたレッテル(シール)ではなく、自分に与えられてる本当の価値に目を向けることのできる絵本だと思います。

[ctrさんの感想 · 2011年11月5日]

自分がどれだけ愛されているかに気づかされるお話です。
人は姿・形を見て、主はその人の思いや心を見るって聖書に書いてあった気がします。
この作者は牧師さんらしいので、そういうことを伝えたかったのかな、と思いました。
普段から自分が大きな愛を貰っていることにきちんと気づける人はすごく素敵だと思いました。

[kanashoelmaさんの感想 · 2011年3月9日]

この世に生まれてきて、生きていることそのものの素晴らしさを伝えてくれます。
自分や人を大切にする心が育まれると思います。

[なおきさんの感想 · 2024年1月2日]

「自分をちっぽけに感じるとき、この絵本が勇気をくれます」そんなキャッチフレーズで書かれた絵本。自分自身の価値を決めるのは誰らのだろうか？他人からの見え方なのか評価なのか。そんな事はない。自分自身が存在する、その事自体が尊いと感じさせてくれる本です。絵も綺麗でお洒落な絵本です。

[ニャーテンさんの感想 · 2023年5月6日]

才能があったり秀でていたり見た目がいい者にはお星さまのシール、何にもできなかったり見た目が悪い者には“だめじるし”のシールを互いにくっつけ合って暮らしている木のこびとたち。
「どうせぼくは…」と悲観的になってしまっただめじるしだらけのパンチネロに、彼らの作り主のエリがかける言葉の一つ一つが温かく心に沁みてくる。
誰か一人でも自分のことを大切に思い愛してくれる人がいれば、みんながどう思うかなんてたいしたことじゃない、という他人に評価される苦しみへの救いのメッセージ。
7歳の息子が小学生のうちにくり返し読みたい。

著者プロフィール

1955年米国テキサス州生まれ。
現代米国のキリスト教界で最も強い影響力を持つ作家の一人。
現在もテキサス州サンアントニオのオークヒルズ・チャーチに牧師として奉仕。
優れた霊性で知られ、国内でも知名度が高い。
国内では複数の作品がいのちのことば社から刊行されており、福音派に人気がある。
代表作は絵本『たいせつなきみ』（いのちのことば社）。

「2020年 『ひと時の黙想　主と歩む365日』 で使われていた紹介文から引用しています。」