なんでも魔女商会 (6) コットンの夏休み (おはなしガーデン)

  • 岩崎書店
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265054619

感想・レビュー・書評

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  • コットンは、同じようにお手伝いさんなような、3年に1度のパーティーに行きます
    シルクたちは大丈夫なのでしょうか

  • コットンの夏休みなんですが、コットンにとってのコンプレックスがしれました。召使いねこって基本的に黒猫だったんですね。3日間のバカンスでよりそのコンプレックスを意識してしまったようです。ある謳い文句で染めてみたいけど、黒にはならず…別の色に。シルク達にも打ち明けられず、元に戻す薬も効果で途方にくれた姿は抱きしめたくなりました。そのバカンス先で、ある動物とであって、自分を見つめ直す事になります。最後のシルクからのサプライズが、彼への心遣いに驚いていて、面白かったです!
    シルクの方でも大変。ナナと一緒にどうにかやっていくんだけど、コットンのありがたみがわかった気がする。依頼者であるぬいぐるみをきっかけにシルクのコットンに対しての気持ちを再確認した気がします。
    コットンにやぬいぐるみの子、どちらにもコンプレックスがあるのが共通ですね。自分のコンプレックスも込で認めてくれる人や愛してくれる人を忘れてはいけないっていうメッセージがひしひしと伝わってきました。

  • そのままの自分を好きでいてくれる人がいるのに、自分が自分を好きじゃないなんて。
    コンプレックスは誰にでもあるもの。でもそれを愛してくれる人がいる事を忘れてはいけませんね。

    娘に読み聞かせながら、自分の心にも響く物語でした!

  • コットンの気持ちがよく分かる(>_<)
    誰もがコンプレックスを持ちながらも、生きているんだな。

  • コットンが召使い猫協会に行って夏休みをとって、いなくなっている間に来たシルクとナナのお客さんがぬいぐるみだったことにびっくりした。

  • やっぱりこのシリーズはいつ読んでも可愛いものがたくさん載っていてわくわくする
    毎回ちょっとした手芸コーナー?みたいなのがあって昔これをみて作ったりしていたのを思い出す

    めしつかいねこはみんな黒猫とは...
    わからなくなったりしないのかな?笑

    どんな姿でも自分は自分。

  • キャロットの特徴に「かわいい」って書くディギーちゃんかわいいな…

  • コットン(黒猫85%)が夏休みをしていて

  • 図書館

  • ツンデレ魔女のシルクがお洋服をリフォームするシリーズ。「めしつかいねこ」の設定は、いけるネタだと思ったんだ!ドレスがいいなあ……ほんと。カラーの挿絵がたまらん。ドレスとか可愛い小物好きなら、大人も一見の価値ありだと思う。

  • あなぐまのディギーとうさぎのぬいぐるみのキャロットがお互いを大事に思っていることを知るお話。同時に、コットンとシルクがお互いを大事に思っていることを知るお話。これはいい。何度も読み直してしまった。妻は、シルクがコットンに「ふしぎな色のジュース」が入ったコップを渡し、それで乾杯するように勧めるところ(114ページ)がいいと言うが、私は、メッセージボトルに届いたシルクからのメッセージを読んだコットンが、「ひろい砂浜でひとり、そっと目をこすりました。」というところ(124ページ)の方が好きだ。

  •  めしつかいねこのコットンが夏休みのバカンスに。
     予想どおりシルクは、コットンがいないと何にも出来ないという…。
     お茶も入れられないし、クッキーも焦がすレベルの人が、どうやって3日間も食い繋いだのか、謎なんだけれど。

     それにしても、めしつかいねこは真っ黒なのが基本だとは知らんかった。
     そして、コットンが、自分の体に黒じゃない部分があることをコンプレックスに思ってたとも知らんかった。
     これって、当初からの設定だったのかな。

     ストーリーは王道の展開だけど、相変わらず優しくて泣けてくる。

  • 大好きで、大切な人が、自分のどこを見てくれているのか、とても気になるものです。
    こんな自分ではダメなんじゃないか、こんな自分では嫌われるんじゃないか、疑心暗鬼に陥り、無理をして自分を飾ろうとしたりします。
    でも大抵、相手はそんなところ気にしていないのです。
    だからこそ、大好きで、大切な人なんだと思います。

    でもでも。
    だからと言って、自分の欠点だと思うところを、そのままにしておいていいということではないのです。
    相手のために、自分のために、より素敵な自分になりたいと思うこと、そのために努力することは、大事なことだと思います。

    ありのままの自分、なりたい自分、なりたい自分に近づきたい自分。
    色んな自分を求めすぎて、自分を見失わないようにしたいですね。

  • コンプレックスがあってもそのままの自分を好きになってくれるひとがいるんだよって教えてくれます。

  • なんでも魔女商会シリーズ6。

    >「召使いねこ協会」の慰安旅行に行くコットンは、シルクから3日間の夏休みをもらいました。
    でも、シルクはなんだか不機嫌です。


    コットンがバカンスに出かけてしまいリフォーム支店はぐちゃぐちゃ。
    そこへうさぎのぬいぐるみのキャロットがリフォームのお願いにやってきます。
    なんでも自分の体を黒くしてほしいと言うのです。


    古びて汚れてしまったぬいぐるみのうさぎ・・・読みながら『ビロードのうさぎ』を思い出しました。

    ありのままの自分を好きでいてくれる存在がいるって幸せなこと。

    ディギーとキャロット、シルクとコットン、どちらも大切な相手がいることを再確認できてよかったと思いました。


    メッセージボトル(メッセージを送受信できる魔法のボトル)はメールのようでとても便利そうでした。

    手作りはとってもかんたんおはなのブローチ。

  • お人形とお揃いのドレスはステキだわ!

  • チビ1号、市立図書館にて

  • ・いつもコットンになんでもやってもらっていた。でもコットンがお休みをもらい、シルクは失敗ばかりでハラハラする本です。
    ・おさいほう魔女のめしつかいねこの夏休み。いったいどんな夏休みになるのかな?とってもおもしろいので、ぜひよんでみてください!

  • 面白かった!!大人だけど私も存分に楽しめた。
    シリーズものなので世界観も登場人物のキャラクターもだいたい分かっているので余計に楽しめた。

    このお話はいつもちょっと切ない。
    楽しいファンタジーじゃなくって、人と関わる優しさや切なさがお話にたくさん盛り込まれていて、楽しかったりきゅんとしたりしてすごく面白い。
    素敵なシリーズに出逢えたなぁ~と思う。(*´ω`*)

    シリーズ全部読破したい!

  • (2011-02-27)

  • 今回は「ありのままの自分でいい」でした。
    やさしい物語なので、子供にもお勧め。

  • 「ディギーは、キャロットが役に立つからいっしょにいたいとおもったわけじゃないとおもうわよ。キャロットだって、ディギーがお世話をしてくれるからいっしょにいたいわけじゃないでしょ?」

  • やっぱり、コットンがいないと大変だなぁ。わたしもシルクやコットンの友達になりたい。楽しそうだなぁ(*^_^*)

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著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(以上、岩崎書店)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ(ともにひさかたチャイルド)、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』(ともにPHP研究所)などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6 いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あんびるやすこの作品

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