犬がすきなぼくとおじさんとシロ (おはなしガーデン 54)

著者 :
  • 岩崎書店
4.06
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本棚登録 : 85
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265072644

作品紹介・あらすじ

ぼくの前に突然現れたシロは、あるおじさんが飼っていた犬だった。
理由も分からずおじさんに怒られたのをきっかけに交流を絶つが、大雪の日に再会。
半ば強引に連れて帰るが、しばらくして飼い主が見つかったと連絡が入る。
おじさんにどんなに怒鳴られるのだろう、と思った矢先の意外な展開。

犬を通じて、本当の「好き」を見つめる物語。

感想・レビュー・書評

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  • 書き出しからかわいらしさいっぱい。

    短いけれど、いろいろ考えさせられるお話でした。

    小学校中学年ぐらいから、
    特に犬の好きな子、飼いたいと思っている子におすすめ。

  • 犬を飼いたいが親は反対。そんな時、ホームレスのオジサンが飼っているらしいシロに会い、散歩させてもらったりする。オジサンが飼うより自分が飼う方がいいと連れてきてしまい……。現実だと少し心配な子供の行動。今の時代、知らない人に触れ合うリスクがね。いい話にしちゃダメっしょ??とも思ってしまう。犬が飼いたい気持ちとシロを飼う責任がちゃんと描かれてないような気もする。

  • 優しさの自己満足にならないように、って思わせてくれた

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著者プロフィール

山本悦子(やまもとえつこ)愛知県生まれ。『神隠しの教室』(童心社)で第55回野間児童文芸賞を受賞。主な作品に『先生、しゅくだいわすれました』『先生、感想文、書けません!』『がっこうかっぱのおひっこし』(共に童心社)『夜間中学へようこそ』(岩崎書店)『はっぴょう会への道』(PHP研究所)『神様のパッチワーク』(ポプラ社)など多数ある。日本児童文学者協会会員。

「2023年 『がっこうかっぱの生まれた日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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