- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267021671
作品紹介・あらすじ
“昭和”が大好きなおっさんたちに、レトロな男子と奔放な女子高生が加わって、町おこしが始まった。
昭和レトロな「映画館」「角打ち酒場」「歌声喫茶」などを舞台に綴られる、切なくも心温まる恋と人情の連作集。ただ、優しくて――笑いと涙が溢れてくる。
<あらすじ>
廃れゆく商店街をなんとかしようと独り身のおっさんたちが「町おこし推進委員会」を結成したが……。
自らの過ちで娘を死なせた裕三は、二十数年の間、苦悩の底にいた。
いまや絶滅危惧種ともいえる謎のおっさん源次は、生死の狭間でもがいていた。
そして、高校生だけど昭和が大好きな翔太と幼馴染の桐子。翔太は、レコード屋の七海に恋をするが……。
それぞれが自らの弱さと向き合いながら、支え合い、真っ直ぐに生きる「昭和ときめき商店街」の仲間たち。その絆は、町おこしを通じて深まり輝いていく――。
感想・レビュー・書評
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源じいの忍者 登場人物みんなハテナの飲み込めないが、とてもいい選択です。眉唾物と思う人も必ずいるけど、逆もまた然りって事、何よりワクワクする。対決する相手がいてこその忍術だけど、黄昏商店街に道場が出来るとかワクワクしかないから。豆腐店に銭湯にスポットライトにと着地と街づくりをしながらの物語が進んで行くの好きだな。推進委員会メンバーも渋いし、翔太もいないとダメだしすっかりスポットライト当たってる。これを再読するのは講演会とサイン会に行けたからで、池永陽さんに珈琲にやぶさかに黄昏は住んだ事があるのか聞けた〜
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おっさんたちと高校生男女が寂れてしまった商店街をなんとかしようと奮闘する。おっさんの一人、裕三は過去に不倫をして娘を亡くしている。別のおっさんは忍者。昭和好きの高校生の恋。半グレとの戦い等、人情の短編集。
忍者のおっさんが話を面白くさせた。商店街の街の人々のワンシーンであるが、商店街を復興させようという中で、終わり方が尻切れトンボかなあ。 -
新作がでたので、一作目を読んだ。おもしろかったので、新作も読みたい。
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自らの過ちで娘を死なせた裕三は、二十数年の間、苦悩の底にいた。
いまや絶滅危惧種ともいえる謎のおっさん源次は、生死の狭間でもがいていた。
そして、高校生だけど昭和が大好きな翔太と幼馴染みの桐子。
翔太は、レコード店の七海に恋をするが…。
それぞれが自らの弱さと向き合いながら、支え合い、真っ直ぐに生きる「昭和黄昏商店街」の仲間たち。
その絆は、町おこしを通じて深まり輝いていく。“
“昭和”が大好きなおっさんたちに、レトロな男子と奔放な女子高生が加わって、町おこしが始まった。
ザ・昭和な「映画館」「角打ち酒場」「歌声喫茶」などを舞台に綴られる、恋と人情の連作集。
笑いと涙溢れる七編。
(アマゾンより引用)
いや、だから何でこの人の話ってこんな終わり方するのよ?
中途半端過ぎて、今まで楽しく読んでたのが一気に興醒めするんだけど。 -
昭和生まれのおっさんたちと、昭和歌謡が大好きな秀才高校生翔太、翔太の幼馴染みの女子高生桐子たちが、町おこし推進委員会を結成し、寂れゆく商店街の活性化に挑む。町おこしを通じて仲間たちの結束が高まっていく。
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145連載の間もこんな感じやったんやろうか?やっつけもいいとこ。中途半端で大いに残念です。
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「おっさん」として読んだわけだけど、愛すべきおっさんたちに感情移入。
忍者の源さんがすごいが、これも歴史小説を手がける著者ならでは、の登場人物なのだろう。
さらりと読めて街角の風景が浮かび、特に居酒屋がローカルで一緒に飲みたくなる。続編がぜひ欲しい! -
『三匹のおっさん』て似たような話があるけど。八人だし。それぞれのエピもけっこうどろどろしてて。優等生が締めてますw