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- / ISBN・EAN: 9784267890024
感想・レビュー・書評
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よく分かる仏教入門書です
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身内に観音様や仏様を彫ったり、扱ったりする人たちがいたせいか、とても身近な存在に感じていた これを読んでなお身近になったなぁ これをきっかけにいくつか手塚作品を読みました
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有無は言わせないよ。
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子ども時代に見た、最初に兎が自らを差し出して人を生かすシーンがすごく衝撃的で、今も記憶にしっかり残ってます。当時はどうしてもその続きを読む気になれなかったけど、「聖☆おにいさん」の影響もあって急に読みたくなって大人買いしました。本当にすごい。自分にとっての「生きる」って何だろう。深く考えます。今後何度も読み返します!この作品をきっかけに手塚先生にハマりました。
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宗教的な話への苦手意識から手塚作品の中でも敬遠していたが、一念発起して大学生協書籍部で全巻立ち読み。(ちなみにきっかけは『聖☆おにいさん』の元ネタを知りたくなったこと・・・)
読了して。
仏教という宗教そのものよりも、むしろシッダルタという一人の男が一生をかけて考えたことを表現した作品だと思う。人間の生き方を扱った物語として他の手塚作品同様に楽しめたし、素直に感銘を受けた。宗教という色眼鏡を通さずに見れば、彼の考え方は人として、生き物としてごく自然なことだと思えた。食わず嫌いだったな。やっぱり手塚治虫は凄い。
ブッダを囲む人々もとても人間的に描かれている。みんな強欲で傲慢で、でもそれぞれ悩みを抱えて生きている。
それだけに、ブッダとの出会いで彼らの考え方が変わるさまをより詳しく掘り下げて欲しかったとも思うのだ。昨日まであんなにどうしようもない人間だったのに、ブッダが生き方を説くと一日で聖人君子に変わったように見えてしまって。そこがブッダの偉大さを示しているのだと言われればそれまでだけれど・・・
物の見方が少しだけ変わったかも。時間をおいてまた読み直したい。 -
手塚ワールド風にブッダの生涯を綴る。
『生命はすべてつながっている』 -
漫画禁止の家庭で唯一許されていた漫画。良本
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何度でも読み返したいくらい最高です♪
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2011年6月26日読み始め 2011年6月29日読了
映画化されたので気になって全巻イッキ読みしました。アニメ映画はあまり評判もよくないので見ないとは思いますが…。
手塚治虫作品はそんなにたくさん読んでるわけではないですが(作品が膨大すぎて)、「ブッダ」はなんとなく避けていた作品でした。
新興宗教団体製作のアニメの影響か、どうにも漫画やアニメで宗教を読むのが、なんというか敬遠してしまうようになってしまい…。
しかし、ふと思い立って読む気になったのは、お寺や仏像を見ることはあっても、意外とブッダの生涯を創作作品として読むことが無いな、と思ったのです。
最近は漫画を通読できない病だったのですが、さすがにストーリーテラーの手塚治虫、面白く一気に読めてしまいました。かなり創作部分も多いそうですが、最終巻にそのへんは手塚が簡単にまとめています。
手塚作品は少年漫画的なのと、アダルト向けの劇画タッチの作品がありますが、ブッダは少年漫画的な雰囲気を保ちつつも、内容は大人でも楽しめるのではないでしょうか。
恵まれた環境に生まれながらも苦しみ求めるブッダは、手塚の人生観も大きく反映されてると思いました。