- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270004401
作品紹介・あらすじ
数々の外資系企業で、40年以上にわたるビジネス経験と実績を持つ著者が教える、ビジネスリーダーの必須科目。
感想・レビュー・書評
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バイブルにしたい。人生の。
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1章につき、14のレッスンから成るリーダー論。
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(目次)
はじめに
第1章 これからリーダーになる人へ――上司の心得
第2章 リーダーとして歩き始めた人へ――上司としての認識
第3章 リーダーシップをさらに磨きたい人へ――上司のスキル
第4章 選ばれたリーダーをめざす人へ――上司の役割
おわりに -
将で-〇
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誰もリスクをとらない会社は、最もリスクの大きな会社。
上司が評価する気持ちになるのは、もう一歩踏み込んで仕事をしてくれたとき。
リーダーとは「できる・できた人」
できる人=スキルが優れた人。才。
できた人=マインドが優れた人。徳。
リーダーとは、
方向性が語れる。(理念+目標+戦略=方向性)
創造的破壊に挑む。
モノコトよりヒト。
短期に加え、長期で考える。
目標=願望+時限設定+行動計画
戦略=儲かる仕組み
戦術=戦略を具体的に落とし込んだもの
納得目標
目標は部下と一緒に作る。現在の力量を20%程度ストレッチした目標がいい。
やらないことを決めるほうが、重要。
忙しい人にこそ頼め。仕事のやり方のコツを知っているから。
権力ではなく、権威で人を動かす。
若者には、やさしいことから考えさせ、考える習慣をつけさせる。
目に光があるか?
人間として活性度が高いかが、目に出る。
問題意識があることを無言で感じさせる。
コミュニケーションのためには
相手と波長を合わせる。
絶対にやってはいけない仕事
強みを生かしきれないこと。
ブランドイメージを損ねること。
継続性のないこと。
他社のものまね。
儲からない仕事。 -
・本当に伸びる会社や、伸びる人材は、どういうときに伸びるのか。間違いなく、環境がネガティブ、マイナスのときだ。
・トヨタの敵はトヨタである。
・自分から自責の風を吹かせよう。
・リーダーとは「マネージャ+@」である。
・優れたリーダーは、人に対する関心が高い。
・コミュニケーションで一番大切な点は、相手と波長を合わせること。
・運は自分のところに運んでくることができる。 -
リーダーとは何か、何が必要かがわかる一冊。
熱く、具体的に語りかけている。
たまたま手にしたけど、傑作本かも。 -
優れたリーダーとしての役割が分かりやすくまとめられています。著書はリーダーの教科書にとどまらず、職場での人間関係を良好にするヒントが詰まっています。
著書では、第1章で一社会人として必要なスキルが書かれています。社会人として自分の仕事、振る舞いに責任を持ち、自分にしかできないことを成し遂げるんだという高い意識を持って仕事に取り組む必要があると説明しています。
次に第2章では、リーダーになった人に対して、優れたリーダーの振る舞い方についてまとめられています。リーダーとして、部下を育てる意識を持って、部下の話に耳を傾け、部下に権限を委譲し、部下に向き合う大切さを説明しています。
第3、4章では、リーダーからさらに高いポジションを目指す人に対して、レベルアップをするにはどうしたらいいか説明しています。リーダーとして自分を客観的に見つめ、自分の部下と上司の両方の観点から、組織を良くするにはどうしたらいいかを考え、組織を運営していくスキルが求められます。
著書を読んだ感想です。リーダーであってもそうでなくても、結局は一個人として、周囲といかにスムーズにコミュニケーションをとって仕事をしていくかが重要であると感じました。そして、コミュニケーションの根源は相手の立場に立って話を聞くことであると。そして自分さえ良ければいいというのではなく、自分の属する組織全体を成長させる気持ちが必要であると思いました。
新入社員の自分がある部署に配属され、最初は何も分からず周囲に手取り足取り教えてもらいながら仕事を進めていくと思います。入社間もない頃は、「△△部署に所属する◯◯さん」にすぎません。その後、仕事に慣れてきて仕事を任されるようになり、自分の周りが見えてくるようになると、現状に甘んずること無く、今の部署をいかに良くするかという意識が必要なってくると思います。その部署での存在感が高まってくれば、「◯◯さんが△△部署に所属している」という見方に変わってくるはずです。
仕事は自分一人だけでは回せません。周りの人々のチカラが必要です。しかし周りの人々のチカラに頼ってばかりでは自分も組織も成長しません。自分と周りの人々との関係として、周りの人々の考えに受身的に指示を受けるのではなく、自分が主動的になって周りの人々に意見を発信して、自分も組織も成長させるんだという気持ちが必要だと思います。
今の職場に対して、誰もが多かれ少なかれ不満を持っていると思います。上司が話を聞いてくれない、部下のヤル気がないなど、考え出したらきりがありません。周囲の環境のせいにして、そこで諦めるのではなく、どうしたら職場の環境が改善するか、自分の言動を見つめなおし、周囲とコミュニケーションを密接に取りながら自分主体で取り組んでいくことが大切だと思います。自分から前向きな雰囲気を出し続けていけば、おのずと職場環境も良くなっていくとおもいます。
目次
はじめに
第1章 これからリーダーになる人へ――上司の心得
第2章 リーダーとして歩き始めた人へ――上司としての認識
第3章 リーダーシップをさらに磨きたい人へ――上司のスキル
第4章 選ばれたリーダーをめざす人へ――上司の役割
おわりに -
理想論だけでなく、現実の現場ではどうすればいいか、という事が記された良書。ただ文体に少しクセがあるので、人によっては読みにくい本のように思えました。