ウーロンと仮面舞踏会の夜 お茶と探偵10 (RHブックス・プラス)

  • 武田ランダムハウスジャパン
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本棚登録 : 142
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270103821

感想・レビュー・書評

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  • パターンを読むと外してくる今巻。ジョリーとパーカーの間で揺れるセオに、美しいドレス、そして美味しそうなお茶とお菓子にドキドキ!

  • 前回からまた少し面白くなってきました。
    今回は元恋人が登場し、現恋人との関係がギクシャクしたり、新たに購入するかもしれない家が藤樹して、次回作が楽しみになりあmす。

  • お茶と探偵シリーズ第十弾。

    前回の映画祭に今回は舞踏会。
    チャールストンの社交界は華やかですね。
    デレインのブティックが流行るわけだ。

    ニュースキャスターが殺され、その従兄弟である元ボーイフレンドが戻ってくる。
    現ボーイフレンドは心穏やかならず、セオドシアと破局の危機?
    コージーミステリーなのに?とかなりドキドキした。

    そして今回の山場は、セオドシアの好みど真ん中のおうちが見つかってしまったこと。
    ティーショップの2階に住むというのもかなり素敵だったけど、お引越し?

  •  心にエネルギーが欲しいとき、無性に読みたくなる本がありますが、「お茶と探偵」シリーズもそのなかに含まれています。
     美味しそうな描写のお茶とお茶請け(スコーンだったりサンドイッチだったりサラダだったり)、溌剌と生きる登場人物たち、歴史ある街並みに、奇妙な事件……。

     チャールストンの歴史地区でティーショップを営む女性経営者のセオドシア。
     今回の被害者は、そんなセオドシアの元恋人でニュースキャスターのいとこ。敵を作りやすかった性格の彼女の周囲には複数の容疑者が浮かび上がり、真相への道を複雑にします。
     なにかと事件に首を突っ込みたがるセオドシアに、恐る恐る付いていって図らずもサポート役になってしまうデレイン、この女性コンビがとても好きです!

     事件をきっかけにセオドシアの元恋人ジョリーもセオドシアの前に再び現れ、今の恋人パーカーともぎくしゃくしてしまったり……。ジョリーは別件でなにやら不審な行動が目立ち、こちらの真相は次回以降へ持ち越しのよう。
     段々とセオドシアの身近な人が被害者になっていったり、一巻ですっきり終わらないあたりに、コージーから少しだけ本格派の香りがします。
     今までは一冊読み切るとほっと一息つけたのですが、今回は読み切った先から続きが気になってしまう!

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