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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272360895
感想・レビュー・書評
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493.758/B79
【認知症ケア論Ⅱ/Health and Social Care of Dementia Ⅱ 】詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若年性認知症と診断された患者が自ら、患者の意見として声を上げる。
46歳の時に発症、通常10年くらいで亡くなることが多いが彼女は20年生きている。とても活動的に、朗らかに...
著者二冊目の本であった。過去の講演内容をまとめたものであり読みやすいと感じる。彼女の脳は話したり文字を書いたりがまだできる状態なので、私は彼女の言葉を通して認知症とはどういうものなのか...ということを知ることができた。
そして彼女のこのような言動のベースに信仰があることも知った。生きること、死に向かうことを自ら日々意識しているという恐怖...信仰があるとないとではずいぶん違うであろうと感じる。
誰もが認知症になる、家族もなる、また患者を介護することもあるであろう。
そんな時、とても助けになる本だと思うし、認知症患者以外でも人ととして魂の交流...大切だと思った。
著者が信仰のことを書いている箇所...心が洗われる。
最後に本書の最後にある解説1、解説2も素晴らしいと思う。
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