- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784286000008
感想・レビュー・書評
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途中から間延びしている
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※ネタバレ有
政府の決めた青少年自殺抑制プロジェクトによって無作為に実験台として選ばれた子どもたち。
彼らには押すと心臓が止まる「赤いスイッチ」が渡され、親も友達もいない狭く密閉された環境の中でただ同じ毎日だけが繰り返されることになる。
皆、孤独や恐怖、絶望によりスイッチを押していく中、生きることをあきらめなかった4人の少年少女の前に現れた1人の監視人。
監視人は少年少女らの夢を叶えるため脱走を試みるが夢の果てで1人、また1人がスイッチを押すこととなる。
希望と絶望の中で監視人自身もまた赤いスイッチ所持者であったことが読み手にわかる。
切なく悲しい結末。 -
良かった。
近未来のあまり現実的ではない設定だが、続きが気になってよんでしまう。
最後はしんみりした。 -
山田さんとの出会いの作品。
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2013年9月に行われた「ビブリオバトル首都決戦予選会in 城西」にて、バトラーにより紹介された本です。
詳細は図書館HP (http://libopac.josai.ac.jp/) より『ビブリオバトル』で検索! -
何だかなぁって感じ。この作品から何かを感じるには年を取りすぎたのかもしれない。死をただのスパイスに使って話を進めている気がして読後感はすごく悪かった。
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予想通りというか、山田悠介氏の小説はやはり軽く感じてしまう。机上で作成されたという印象を強く感じる。『死』を扱っているにも関わらず、軽く感じ感情移入が出来なかった。
ただ、さらさら読めてしまうので、時々、思い出したように氏の小説を手に取りたくなってしまう(笑)。 -
ほんとにさらさらと読める。
内容は重たいがそこまで深く考えさせられる感じではない。 -
山田悠介さんの中で一番好きな作品。
涙が止まらなすぎてとても感動した。