証言 昭和史の謎 (宝島社新書)

著者 : 別冊宝島編集部

• 宝島社 (2022年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

三億円事件、グリコ・森永などの「未解決事件」。日航機墜落、ロッキード事件、狭山事件など「疑惑の事件」。長嶋茂雄電撃解任、山口百恵引退、猪木vsアリ戦など日本を揺るがした「スターたちの事件」。昭和史に残るさまざまな「事件」を関係者による証言や発掘資料から読み解く、オムニバス事件ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

[tokyobayさんの感想 · 2022年5月6日]

日航機墜落事故で現地にいち早く到着した米軍が救出しようとしたのを政府が止めていたという話が気になった。50年後（2035年）に米軍の文書が公開されるらしいので、真相解明はその時を待つしかないが。政治的な話題がもっとあるのかと思ったがロッキード事件ぐらいで、あとはTVで繰り返し検証される事件・事故やスキャンダルをまとめたものが多い。全体的には既知の話題が多くあまり目新しいものはなかったが、所々細かい部分で知らない事もあったし、昭和7大ミステリーの中では風流夢譚事件と狭山事件についてはTVで取り上げられる事もないので参考になった。

[ひさとつさんの感想 · 2022年2月23日]

昭和の大きな出来事を端的にまとめてあります。
リアルタイムで知っているものもあり、興味を持ちましたし、もっと深く知りたいものもありました。
岡田有希子さんの件は、とても驚いたしショックを受けた出来事です。
時代は変わっていることを実感します。