ルポ タブーの日本地図 (宝島SUGOI文庫)

  • 宝島社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299028068

作品紹介・あらすじ

“いわくつきの場所"の封印された過去を開封する渾身ルポ!
歌舞伎町、六本木など“東京の魔窟"ともいわれる繁華街の歴史、飛田新地、吉原など旧遊廓の成り立ち、山口組総本部の知られざる所有者、あいりん地区、山谷など貧困とともに語られる場所の現在地……。タブー視されがちな土地・場所の歴史と現状を徹底レポート。スマッシュヒットとなった『売春島』(彩図社)、初の漫画化も収録。2020年刊行の書籍『ルポ 禁断の日本地図 封印された昭和・平成「裏面史」の辺境を歩く』待望の文庫化です。

感想・レビュー・書評

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  • 鈴木智彦、伊藤博敏、本橋信宏、ほか『ルポ タブーの日本地図』宝島SUGOI文庫。

    歌舞伎町、六本木などの繁華街、飛田新地、吉原などの旧遊郭、売春島、あいりん地区、山谷、ウトロ地区、旧上九一色村、犬鳴村、青木ヶ原樹海など、曰く付きの土地や場所の成り立ちや歴史、闇を描いた週刊誌のコラムのようなルポルタージュ。

    この手の本には有りがちなのだか、あくまでも表面をなぞるだけで、深い所までは踏み込んでいない。

    その土地や場所が持つ独特の雰囲気や引力が人びとの欲望を引き寄せるのか、日本各地に点在する怪しい場所。引き寄せられた人びとの欲望が凶悪犯罪や陰惨な事件を誘発し、噂や都市伝説と化するのだろうか。

    2020年刊行の『ルポ 禁断の日本地図 封印された昭和・平成「裏面史」の辺境を歩く』を改題・文庫化。

    定価880円
    ★★★

  • 2023.07.15
    比較的新しいこと、地図などで所在地について丁寧な説明がされていること、この2点で評価できる。社会の実相の一側面を知ることができる。

  • 日本全国のタブー視されがちな街や場所の「秘史」をレポート。「歌舞伎町」「青木ヶ原樹海」「あいりん地区」「飛田新地」等々、禁断の25エリアの血と涙の歴史。

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著者プロフィール

1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。週刊誌、実話誌などに広く暴力団関連記事を寄稿する。主な著書に『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋)『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文藝春秋)『サカナとヤクザ』(小学館)などがある。

「2021年 『修羅の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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