樹木希林120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
4.17
  • (12)
  • (11)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 208
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299033741

作品紹介・あらすじ

累計70万部超のベストセラー書籍が待望の文庫化! 2018年に他界された女優・樹木希林さんが遺した言葉を、多岐にわたるメディアから厳選し、一冊にまとめた名言集の決定版です。老い、孤独、病、仕事、家族、夫婦関係……誰もが人生で直面する「壁」をどう乗り越えればいいのか――。きっと樹木さんの言葉がヒントになるはずです。樹木さんの若かりし頃の秘蔵写真や、懐かしのドラマの貴重カットなども多数掲載。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これから何度も読み返すだろうな。
    依存しないようにはと、思います。
    希林さん、ありがとうございました。

  • 006
    自分で〈人〉を見極めるためには、一人にならなければならない。

    008
    「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。
    「こんなはずではなかった」「もっとこうなるべきだ」という思いを一切なくす。

    051
    どの夫婦も、夫婦となる縁があったということは、相手のマイナス部分がかならず自分の中にもあるんですよ。それがわかってくると、結婚というものに納得がいくのではないでしょうか。

  • 「いつか死ぬ」じゃなくて「いつでも死ぬ」と言う言葉、意味は違うかもしれないけど、とても共感する
    お守りの言葉たちですね

  • まぁ淡々と、お会いしたこともないけれど、らしいなぁと思える。亡くなったあとにあれやこれや思われることをご本人は知らないわよ、勝手にしなさいよ、と言いそう。良い顔をした老人になりたい、とは私も思う。

  • 依存や執着がなくて
    かっこいい。
    こんな考え方ができたら素敵だと思う。

  • 詩を読んでいるような感覚。なかなか変わった人だなぁ。生活環境も、自分の子への考え方とかも。表紙のオフィーリアが気になって手に取った本だけど、読んでよかったな。
    好きな文章はメモへ。

  • 短い時間でサクッと読めるから、ちょっと読みたい時に持ち歩くにはちょうどいい。

    色々素敵な言葉があるけど、これは樹木希林だから素敵なんであって、こうなるにはまだまだ私は人生こなせてないなぁーって。
    人生の先輩の言葉として、参考にして、この後の人生も、面白く生きていきたい。

  • 晩年の生き方が理想的だった。
    欲張らず慎ましく自分のことは自分で行い、他者との距離感も丁度いい距離。
    死に対してもいつでも受け入れる姿勢と、容姿もこんなもんだろうというスタンス。
    理想的だなぁ。
    おばあちゃんになった時、自分で何でもできるように今のうちに生活力をあげていこうと思った‼︎


  • ページをめくるたびに
    樹木希林さんの光に優しく包み込まれるような、
    そんな本だった

    「死」とは常に「生」の裏側にあり、
    それらは表裏一体で、
    樹木希林さんの、死を恐れることなく受け入れ、
    かといって希望を捨てるのではなく、
    流れに身も心も任せて
    凛としている姿がなんとも美しかった

    私もこういうふうに歳を重ねたい、
    そう思える本でした

    出会えてよかった

  • 名言?の宝庫!

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

樹木希林(きき・きりん/役者)
本名:内田啓子(旧姓:中谷)。1943年生まれ、東京都出身。61年に文学座附属演劇研究所に入所、芸名「悠木千帆」とし、女優活動をスタート(77年、「樹木希林」に改名)。64年、森繁久彌主演のテレビドラマ『七人の孫』にレギュラー出演、一躍人気を博す。66年、津野海太郎らと六月劇場を旗揚げ。また、同年、テレビドラマ『とし子さん』に主演。以後、『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『ムー』『夢千代日記』『はね駒』『向田邦子の恋文』などのテレビドラマに出演。また、富士フィルム、ピップフジモト「ピップエレキバン」、味の素「ほんだし」などのテレビコマーシャルに出演。00年代以後、映画出演が増え、「歩いても 歩いても」( 08)、「わが母の記」(12)、「そして父になる」(13)、「神宮希林わたしの神様」(14)「あん」(15)「モリのいる場所」「万引き家族」「日日是好日」(18)などに出演。「人生フルーツ」(17)『転がる魂 内田裕也』などドキュメンタリー作品のナレーターも務めた。企画・出演をした映画「エリカ38」(19)が遺作となった。夫はロックンローラーの内田裕也、長女に作家の内田也哉子、娘婿に俳優の本木雅弘。2018年9月15日に逝去、享年75。

「2019年 『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

樹木希林の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小川 哲
朝井 リョウ
アンデシュ・ハン...
凪良 ゆう
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×