- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299033741
作品紹介・あらすじ
累計70万部超のベストセラー書籍が待望の文庫化! 2018年に他界された女優・樹木希林さんが遺した言葉を、多岐にわたるメディアから厳選し、一冊にまとめた名言集の決定版です。老い、孤独、病、仕事、家族、夫婦関係……誰もが人生で直面する「壁」をどう乗り越えればいいのか――。きっと樹木さんの言葉がヒントになるはずです。樹木さんの若かりし頃の秘蔵写真や、懐かしのドラマの貴重カットなども多数掲載。
感想・レビュー・書評
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006
自分で〈人〉を見極めるためには、一人にならなければならない。
008
「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。
「こんなはずではなかった」「もっとこうなるべきだ」という思いを一切なくす。
051
どの夫婦も、夫婦となる縁があったということは、相手のマイナス部分がかならず自分の中にもあるんですよ。それがわかってくると、結婚というものに納得がいくのではないでしょうか。 -
まぁ淡々と、お会いしたこともないけれど、らしいなぁと思える。亡くなったあとにあれやこれや思われることをご本人は知らないわよ、勝手にしなさいよ、と言いそう。良い顔をした老人になりたい、とは私も思う。
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依存や執着がなくて
かっこいい。
こんな考え方ができたら素敵だと思う。 -
詩を読んでいるような感覚。なかなか変わった人だなぁ。生活環境も、自分の子への考え方とかも。表紙のオフィーリアが気になって手に取った本だけど、読んでよかったな。
好きな文章はメモへ。 -
短い時間でサクッと読めるから、ちょっと読みたい時に持ち歩くにはちょうどいい。
色々素敵な言葉があるけど、これは樹木希林だから素敵なんであって、こうなるにはまだまだ私は人生こなせてないなぁーって。
人生の先輩の言葉として、参考にして、この後の人生も、面白く生きていきたい。 -
晩年の生き方が理想的だった。
欲張らず慎ましく自分のことは自分で行い、他者との距離感も丁度いい距離。
死に対してもいつでも受け入れる姿勢と、容姿もこんなもんだろうというスタンス。
理想的だなぁ。
おばあちゃんになった時、自分で何でもできるように今のうちに生活力をあげていこうと思った‼︎ -
ページをめくるたびに
樹木希林さんの光に優しく包み込まれるような、
そんな本だった
「死」とは常に「生」の裏側にあり、
それらは表裏一体で、
樹木希林さんの、死を恐れることなく受け入れ、
かといって希望を捨てるのではなく、
流れに身も心も任せて
凛としている姿がなんとも美しかった
私もこういうふうに歳を重ねたい、
そう思える本でした
出会えてよかった -
名言?の宝庫!