- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305706089
作品紹介・あらすじ
うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の第6回配本、源氏物語の和歌です。
『源氏』は以後の物語文学に限らず、さまざまの形態の文学に決定的な影響を与えたが、逆にまた和歌の世界にも『源氏』の表現が美意識の規範として君臨することにもなった。——秋山虔
源氏物語の和歌 Genjimonogatari no Waka
大長編『源氏物語』の和歌版ダイジェスト。物語のあらすじにも触れ、『源氏物語』の内容がコンパクトに一目瞭然に分かるというプレミア付き。800首近くにのぼる源氏物語の多くの和歌の中から、物語の作中人物が詠んだ歌を、各巻から一首ずつピックアップして解説。物語の進行や様々な場面に応じ、歌がどのように相手の気持ちとの駆引きによって詠み出されるか、その妙所を解いたユニークな書。特に贈答の歌に注目した。
感想・レビュー・書評
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当時、重要なコミュニケーション手段であった和歌は54帖の中に約8百首も詠み込まれています。本文では尽くせない思いが込められた和歌を1帖につき2首のペースで解説し、源氏の世界を更に豊かに紐解いてくれます。特に、六条御息所の「袖ぬるる泥とかつは知りながら下り立つ田子のみづからぞ憂き」にシビれました。
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『古典不要論への反撃!?書評劇場』から。
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新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、2階開架 請求記号:911.108//Ko79//8
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いろんな和歌があって、勉強になりました。
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ちょうど、とめはねでも源氏物語でしたね。