ツーリズムの都市デザイン: 非日常と日常の仕掛け

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  • 鹿島出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784306073142

作品紹介・あらすじ

都市デザインを席巻する「ツーリズム」。そこにはグローバルな「非日常性」と地域の文化や歴史に根ざした「日常性」の二極が見える。パリ、ロンドンの欧州各地から、ソウル、光州などアジア各地のツーリズムデザインを巡る旅。

感想・レビュー・書評

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  • ヨーロッパ、アジアを中心とした街おこしの事例に 多数触れられる。 特にヨーロッパにおいてはデザ イン性もさることながらコンセプトが圧倒的に素晴 らしいものが多い。

    これは前述の「イノベーションマネジメント入門」 に拠るところだが、デザイン→概要設計→パターン →設計→製造→調整→製造といった工程において は、上流すなわちコンセプチュアルな部分では、属 性の多様なチームのほうがイノベーティブなものが 生まれやすい(下流はその逆)としており、やっぱ り、大陸で繋がっているヨーロッパが強いのは歴史 的・構造的なものなのかな、と、新国立競技場問題 を横目に思うわけである。

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著者プロフィール

大阪府立大学研究推進機構特別教授・大阪府立大学観光産業戦略研究所長

「2020年 『まちライブ06』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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