子猫が読む乱暴者日記

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 68
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309013275

感想・レビュー・書評

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  • 文庫本の方を以前に読んでいたのですが、また読みたいと思い、単行本を中古で買うことに…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    相変わらず意味がよく分からないシーンの羅列であって、これを小説と読めるのかどうか定かではないんですけれども、不思議と魅力的な文章が続くのでまあ読めましたかね…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    時折、笑えるようなシーンもありますしねぇ…作者はただ単にストーリーも決めず適当に書いただけなのかもしれませんが…まあ、面白かったとは言えそうです…さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • こういうぶっ飛び系というか、アヴァンギャルドっていうか、現代芸術というか、要するに訳わからん系は時としてはまると大好きなんだけど、ここまで思いっきり投げっぱなしだと、おいおいちょっとは周りも見てみたらどうだ、みたいな冷めた感じになって、そうなっちゃうともう一歩引いてしか見られなくなったりもしたりしなかったり。でも表題作の男の暴れん坊っぷりは結構好きだ。あ、乱暴者か。

  • ストーリーの前後の脈略はめちゃくちゃですが、夢を文章化するとこんな感じになるのかな?
    一文一文は刺激的だし、場面はどんどん変化するので、楽しめて読めてしまいました。私も驚いています。
    好き嫌いが相当別れますね。ダメな人は★1つでしょう。
    部分部分を楽しめれば、ストーリーが分からなくてもOKと割り切れれば。
    ノイズ系音楽を楽しめるひとなら大丈夫かも。
    文学には現実社会の過酷さや残酷さが描かれていないと不満の方にも。

  • 暴力と精液とぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃしゅぱぱぱぱぱーーーーーん。

  • 置き去りにされる文章。。。に爆笑。

  • ノイズを文章にすると、こんな感じになるのかな。すごい表現力。

  • 深い絶望にもとづくものでありながら、それを絶妙なギャグのセンスで宙づり
    にした、崇高にして無垢、残酷にして超前衛的な物語。「闘う意志なし、しかし
    、殺したい」「黒ヒゲ独身寮」など7つの短篇を収録。

  • DQN小説の決定版。
    こんな小説書いて平気でいられる中原さんはガチ

  • 読み進めていくと、段々脳がとろけてくる。彼の音楽と同様、ノーフィアな作風。一見、素人でも書ける文章のよう、と誤認してしまいがちだが、書いてる本人がかなりぶっ壊れてないと、到達できない文章領域。ちなみにかわいい子猫はこんなもん読みません。こんなものを読んでいる子猫なんて、かわいがりたくないよーだ。

  • 普通にうんこでしょう、うんこ

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著者プロフィール

《Hair Stylistics/中原昌也》
1970年6月4日東京都生まれ。
1988年頃よりMTRやサンプラーを用いて音楽制作を開始。
1990年、アメリカのインディペンデントレーベルから「暴力温泉芸者=Violent Onsen Geisha」名義でスプリットLPをリリース、ソニック・ユース、ベック、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンらの来日公演でオープニング・アクトに指名され、
1995年のアメリカ・ツアーを始め海外公演を重ねるなど、国外での評価も高い。
1997年からユニット名を「Hair Stylistics」に改める。

音楽活動と並行して文筆活動も多数。
1998年に初の短篇小説集『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』(河出書房新社)を発表した後、
2001年に『あらゆる場所に花束が……』(新潮社)で三島由紀夫賞、
2006年に『名もなき孤児たちの墓』(新潮社)で野間文芸新人賞、
2008年に『中原昌也作業日誌 2004→2007』(boid)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

「2018年 『"Hair Stylistics CD-R Cover Art Works" BOOK WITH CD "BEST!"』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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