- Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309014371
感想・レビュー・書評
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高校生ながら日常の学校生活を作品にできるのはすごいと思う
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ダラダラの高校生の話。診察の待合の間に読んだ。退屈でよくわからなかった。
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自分が何者なのかわからないまま登校拒否を決め込んだ高校生の朝子とその彼女からPC を貰った小学生かずよしが、それを使って怪しいアルバイトを始める。自分を再インストールする為に。
文章にあまり区切りがないのにスラスラと読み進むことができる一冊。読み終わった後に残るものは何だろう?読み終わった後にジワジワと湧き出す何かがある一冊。 -
最近結婚されたというニュースを耳にしていたので、なんとなく図書館で目についた作品。
彼女のデビュー作です。
話題になった当時読んだ気がするけどすっかり忘れていて、最後まで新鮮に読みました(涙)
独特の表現が一見読みにくそうなのになぜか読み易い、このあたりが彼女ならでは、なのかな?
当時高校生だと思うとすごいけど、でもまあそれだけ。
たいして面白いとも思いませんでした。
主人公が日常に戻っていく感じがあっけなく、だから心が切り替わる感じも伝わりきらず、だから、重みの無い作品に感じてしまったのかな。
うーん。 -
高校生の頃、親が知らない自分に酔ってたかも?と思った。ホントはほとんどバレてるのにね。部屋にあるものみんな捨ててしまうのはちょっとやってみたいかも。ホントに必要なものってどれだけあるかな?実は無くても困らないものたちに囲まれて安堵してるかも。『要らないものが多すぎる〜』ヒロトも言ってた。
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「不器用な人」に関する記述に、最大限の共感を覚えた作品。
綿矢りさは、小説にするほどでもないありふれた人物に関する洞察を、巧みに表現して小説にする能力に長けている作家。 -
スラスラっと読めて教訓も別に入ってない感。
でも何かこれを読んで得た気がするけどその何かは良く分からないという読後感まで含めてこの作者の小説な気がする。 -
綿矢さんの他の作品は何冊か読んでいますが・・・今更のインストール。www
正直、最近の作品の方が好きですね・・・。
恋愛のごたごたというか、どうしようもない閉そく感を書いた作品が好きです。。 -
言葉とは裏腹にテンポのよいリズミカルな文体で、すらすらと読んだ。
高橋源一郎が絶賛していた独特の、何でもない感の意味が分かった。
一見、できそうにも感じるが、実際は簡単に真似できないと思う。
言葉の使い方を間違えると、陳腐な文章になってしまうだろう。
それにしても、高校生が書いたとは驚きだ。
他の作品も読んでみたい。