- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309020136
感想・レビュー・書評
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10の短編集。
長嶋有さんらしさはどの作品にもあるけど、玉石混淆という感じでした。
個人的には、「僕は落ち着きがない」の単行本カバー裏に掲載されていたという、頼子のその後を書いた話が目当てでした。(「僕は落ち着きがない」は図書館で借りて読んだので、本に汚れ防止のフィルムコーティング的な処置がされていて、カバーを外せず裏を読めなかったのです。)
その後の話といっても、「僕は~」にあったエピソードを頼子サイドから思い返している部分があり、「僕は~」の再読のときには、その部分を注意して読んでみようと思いました。
個人的に1番良かったのは、「マラソンをさぼる」です。
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2022/7/11
合う。 -
松井大吾監督で映画化されそうな話だ
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コロコロ変わる短編の話を、まぁ楽しく読んでいたが、最後に掲載されている本のタイトルにもなっている「祝福」がダメだった。
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地に足が着いた人たちの、現実世界の話し。
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短すぎてよくわからない
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2017/02/09 ジャージの一人があってニヤニヤした。最後の「祝福」だけめんどくさくなり読まず。
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2016.12.30 読了
なんてことない短編集。
淡々としすぎて、何が言いたかったのか
わからなかった。。。
サラッとは読めるけど、
あまり残らなかった。。。
登場人物が Aやら Rやらで
男女なのかも 誰なのかも こんがらがるし。 -
好き❤️
心の声みたいなのが、すごくリアルでついニヤニヤしながら読んだ。
あーこーゆーのあるなあって。
長嶋有さん、はまりそう。 -
長嶋さんの小説は、日常の中で感じても誰も言葉にしないような事をしっくりくる表現ですくってくれる、あるあるです。すきです。
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短編10作品。作者が埋め込んだ共通のキーワードは?⇒「心との会話」ってとこかな。。
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すべてそうではないのだろうけど、全篇スピンオフのようなささやかさ。
「十時間」の異様な光景。 -
女性が主人公ということになかなか気づかず「?」となる作品がある。面白いんだけどね。
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10篇の短編集。どこかでありそうでなさそうな日常を切り取った10篇。『ジャージの二人』のスピンオフ「ジャージの一人」が収録されている。どれもこれも印象が薄くてあまり何も残らない感じ。長嶋有、何冊か読んだけどこの人の持ち味はこのゆるさ加減なのだろうか。2012/170
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よく分からなかったが 私は長嶋有さん好きです。
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表立ってなくていい。裏側でひそひそこそこそ幸せでいたい。
物足りなさも、ままならなさも、感情の起伏も、あるのだけれど
芯があたたかい物語たち。
いわなくてもいいことを、いえる相手がいるって、いい。 -
図書館にて。
同じタイミングで借りた白岩玄「愛について」の後ろについていた同じ出版社の本の紹介のページに、「女ごころを書いたら女子以上。ダメ男を書いたら日本一!女主人公5人VS男主人公5人で贈る、長島有”ひとり紅白歌合戦”。」などとテンション高く書かれていたので、試しに借りてみた。
案の定そんなにテンションの高い本ではなく…。
(この紹介文を書いた編集者のセンスを疑うが、結果的にその文章のせいでこの本を借りたので、してやられたというところか)
力が抜けた会話が好き。
微妙に懐かしいテレビ番組やミュージシャンが出てくるのも厭味じゃない。
最初はどうにもうざくて暑苦しかった「海の男」、読み終わったら結構好きになっていた。 -
ゆるゆる短編集。
特に大きな何かが起こるでもなく、ゆるりと読める話ばかり。
十時間の姉妹はどうなったんだろうかってのだけ最後気になった。