ほんとのこと言えば? ---佐野洋子対談集

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 144
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309021829

感想・レビュー・書評

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  • 亡くなって3年たっても佐野洋子さん人気は衰えないのがすごい。佐野さんは自分に正直で飾らない本音が、対談でも発揮される。
    結婚していた頃、谷川俊太郎と一緒に取材を受けている。一番よかったのは阿川佐和子さんとの「石井桃子さん」に関する話題。これは本当に両者の自然で優しく良いものを観ている眼が感じられる。

  • 元夫・谷川俊太郎、小沢昭一、河合隼雄、山田詠美、阿川佐和子、岸田今日子、明石家さんま、大竹しのぶ、おすぎというバラエティに富んだ人たちとの対談集。自然体で歯に衣着せぬ佐野さんのおしゃべりはとても痛快。特におすぎさんとはめちゃくちゃお互いをこきおろしてたりするけどすごくウマが合ってる感じが伝わってくる。さんま&しのぶのご両人はご夫婦だった頃の対談なので読み手としてはちょっと切ないけれど二人とも『100万回いきたねこ』を愛読しているというのが印象深かった。

  • 佐野洋子さんの対談集。
    これまでどこかに載っていた対談を集めたものだったので、そこはちょっと拍子抜けでした。
    けっこうむずかしい内容が多くて、あまり何の話をしているのか伝わってこなかった…。ときどき、いい言葉が出てくるくらい。
    佐野洋子さんの著書が読んだことがないので、それ読んでからじゃないとたぶん楽しめない。

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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