クマのプーさんの哲学

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 228
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309241852

作品紹介・あらすじ

「ぼくに聞いたら、なんでもこたえてあげる」のんびり屋さんで、はちみつが大すきな愛すべき「あたまの悪いクマ」プーが、あなたのかかえる問題も悩みもふきとばす!E.H.シェパードの挿絵も満載。イギリスで話題のベストセラー。

感想・レビュー・書評

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  • 「プーさん」と「哲学」という組み合わせに惹かれて読んでみたが、自分には難しかったです。作者のプーさんに対する独特かつ強い見方を感じました。
    もしかしたら、10年後読んだらまた違った味わい深い読み方ができるのかもしれない。

  • まずこの本を読み始める前に、今日までに至る哲学史への深い造詣と、プーさんの原著への理解を持っておかねばならない。と思う。二つとも準備出来なかった私にはちんぷんかんぷん。一応大学で哲学を専攻してたんだけどな。おかしいな。。。。笑
    と言うか、例えその二つをしっかり備えた人にとっても「こじつけ過ぎ」と捉えられるんじゃないか。あとこの本を読んでも哲学の知識は得られません。哲学史を概観したものとか、各哲学者の入門本を読んだ方が絶対に良い。頭の悪いクマとして描かれているプーさんが実は哲学的な思考の持ち主だったって事は認めるけど、この本はさすがに無理やりすぎ。著者は多分凄く頭が良くてプーさんをめちゃくちゃ愛していて、他の哲学者の例に漏れずちょっと変な人だと思う。

    追記/プーさん著者のミルン氏は実際天才かもしれないと思う。ジョン・T・ウィリアムズの言う通り、プーさん達に哲学的教示を授けたのなら。と言うか確かに、授けたのかもしれないとは思う。だけど、もっとなんかやりようがあったやろ、って書き方。この本は。またいつか気が向いた時に頁を捲ってみようかしら。。。

  • 世界で愛される、くまのプーさん。ミルン原作の物語から、哲学的な部分を見つけ出し解説する。
    かなり強引な解説で、、、、ん~、無理があるなぁ。

  • 「なにしてるんだいプー?」
    ピグレットがプーさんに尋ねる..

    プー
    「ぼくはなんにもしないをしているのさ。」

    こんな哲学をしりたくて読みました。

  • 哲学に興味がある人やプーさんが好きな人はぜひ!

  • 「サルトルやハイデガーがクマのプーさんから哲学的な啓示を受けたことは間違いない」といったとんでも発言がぽんぽんと飛び出してくる、ものすごく突き抜けた内容の解説書。真面目に受け取る気にはなれないが、馴染みのキャラクターを通して哲学全般を広く浅く汲み取ってあるのでさらりと読めてしまった。
    息抜き的一冊。

  • なんでもかんでもこじつけて暗号として解釈してしまう、トンデモ本の典型パターンの1つに属するとしか思われないのだけど、訳者によればこれはイギリス流ユーモアらしい。到底理解出来ないので、「この本はどんな本か」という第1章だけ読んで終わり。

  • プーさん好きというだけで、読み始めました。いまもだらだら読んでます。やっぱり哲学は難しい。僕にとっては。

  • さまざまな西洋哲学がプーの話とからんで進んで行く
    個人的には難しいと感じた
    哲学知った上で読むべきである

  • イギリスっぽいユーモア溢れる哲学の本。哲学に興味のある人には楽しめる本だと思います。

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