- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309243702
感想・レビュー・書評
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言ってることはわかるし、だいたいそうだと思うけど感情的すぎる。
まるで正義みたい。
この人とつながるような自傷系の人は、赤の他人にメールを出せる人で、出さなきゃやっていけないような人で、それはつまり自傷系でも限られたタイプの人だ。
当たりの医者や支援者とつながれた人や、人とつながれない人は本を読んだだけの相手にメールなんかださない。
そういう偏りがあることをわかった上で書いているならいいんだけど、そのようには感じられない。
自分の「知っている」(本当に理解できているかは別として)世界だけがすべてだと思っているように見える。
精神科医=無神経なカネの亡者・薬=無気力化・体をきたえればどうにかなる のような単純化されすぎた世界観が嫌だ。
これでは本当に(適量の)薬や(適切な)治療が必要な人を病院から遠ざけてしまう。
ダメな医者はいくらでもいるからダメそうな医者を信じなくていいってことを言うのと、医者なんかダメだ近寄るなって言うのは全然違う。
「バカな精神科医」の書いたものと同じくらい、この本が害になる人もいる。
親に対する集団自殺対策にいたってはまったく共感できない。
そんなタイプの親にネットまで見張られたらもう死ぬしかないじゃん。
「逃げろ」とか「(頭を使わなくてすむくらい)体を使え」とか「つながれ」っていう基本はいいんだけど。 -
自殺がいいことなわけはないけど、精神科も必要でしょう。