蟲の神

制作 : Edward Gorey  柴田 元幸 
  • 河出書房新社
3.37
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本棚登録 : 167
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309275031

感想・レビュー・書評

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  • 消えた子供を憂いて
    嘆き悲しむ家族の目線には重ならず…

    まるで<夜のふくらみ>の様ごとき不穏な世界に攫われ、
    どうにかなってしまうのは読む者の方。
    あぁ、
    この世と決別の時、
    ようやく神はその姿を現す、と聞いていたのに。

    現れたのがこんな神じゃ
    哀れ5歳のミリセント。
    おそらく
    死んでも
    死にきれず。

  • 作中で数多の子供たちを殺してきたゴーリーですが、なぜか彼の作品からは子供嫌いの雰囲気が全くない不思議。むしろ、ピーターラビットで名作児童絵本作家的な位置付けのビアトリクス・ポターは子供嫌いのオーラが行間から立ち上ってる気がしてならないんですが。

  • 例によって例のごとく、子供が悲惨な目に。表紙にもなってる「蟲」は本来昆虫であるなら6本足なのに4本。まあ、架空の蟲なのでしょうが、もしかしたらゴーリーの世界の蟲って人間(手足4本)の事なのでしょうか?と、勘ぐってみたり。

  • ●秦さんのおすすめコメント●
    ''行方知れずのミリセント 生きているならいまいずこ なんとか無事で見つけんと
    まだ五つにも至らぬ子"・・・・・
    七五調の洒落た翻訳でおくる。
    ”冗談のきつい”ゴーリー風教訓本。

    武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000124962

  • ただのこわいお話じゃなくて、きちーんと韻が踏まれているのですねー。訳者の解説あってこそさらに興味が深まるゴーリーの世界はまだまだ続きます。

  • 真っ暗なまま画面が切り取られた絵本。
    七五調の陰惨な訳文。
    どこにも救いがない。
    教訓譚という隠れ蓑を用いて幼児への仮借なき暴力を描く。
    この残酷な外界が世界の総体なのだよ。
    それにしてもガガンボが馬車に乗って人攫いにくるとは。怖ろしい。
    まあ、蟲=人間、なのだろうけれどね。

  • ❖幼児殺しのスペシャリストである(!?)ゴーリーらしい特徴的な作。供物を捧げる蟲たちの狂躁・・その禍々しさに魅せられる。

  • 学校の図書室にてのレンタルこの本は僕がリクエストした本ではなく図書室の先生がこれも面白そうだと思い買ったそうで僕もレンタルさせていただきました。まったくエドワードゴーリーさんの元の文の英語は僕にはまったく理解できませんでしたがこの人の翻訳上手いんだろうなととても感じました。リズムがとてもいいし凄い不気味さが文からも出ていてとても楽しかったです

  • 良く分らない…。
    最後が不気味。

  • 2015 10/10

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プロフィール

1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。邦訳書に『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』などがある。2000年没。

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