何度でも行きたい 世界のトイレ

著者 :
制作 : ロンリー・プラネット 
  • 河出書房新社
3.48
  • (7)
  • (11)
  • (22)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 176
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309277196

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界各地のユニークなトイレ96を紹介する内容。
    1~2ページに写真と簡単な説明、簡易な地図での構成。
    上部に経度と緯度有り。
    ほぼ誰もが使用する、日常にあるモノでもあるトイレ。
    でも、注目すると驚きの光景に変わります。
    それは、形、内装、設置された場所。
    奇抜なデザイン、歴史や民俗、文化の香りが漂うトイレ。
    雪原、ジャングル、砂漠、森林、孤島・・・使用する人がいるから。
    宇宙空間用のトイレの試作品、使えないアート作品のトイレの滝。
    孤児難民キャンプのトイレもあります。
    実際に行ったニュージーランドトレッキング・ルートのトイレは、
    ちゃんと地図に載ってて、自然に紛れる姿が印象深かったです。
    日本は、ハイテクトイレとジョイポリスの的当てゲームトイレが
    掲載されているけど、ハイテクって日本では普通にあるトイレ
    ですねぇ。ゲームじゃないけど小学校に的当てシールが
    貼ってあるトイレがあるし・・・。
    載ってないけど、目黒雅叙園や寒霞渓のトイレもスゴイのよ(^^♪

  • 図書館で、借りたかった本を借りるついでに、
    ちょっと変な本とか写真集を借りるのにハマってます。
    (カウンターに出す時ちょっと恥ずかしいけど。)

    これも、ぶらぶら本棚を見ていて目についた1冊。
    こんな本があるんですね…自分じゃ絶対買わないけど、面白すぎる本wwww

    言わずもがな、世界の面白トイレの写真集。
    どのくらいの予算をかけて作られたのか、どういうコンセプトなのか、観光地になり損ねた…など
    わりと毒舌コメント共に写真が載ってて笑う。
    ちょっと行ってみたくなる不思議。。。爆笑


    わたしの、行きたくなったランキング
    1、スケッチ(ロンドン/イギリス)
    2、アドルフ・ロースの公衆トイレ(ウィーン/オーストリア)
    3、トレイルコースのトイレ(テキサス州オースティン/アメリカ)
    4、フンデルトヴァッシーの公衆トイレ(カワカワ/ニュージーランド)

    1つ思ったこと。
    ニュージーランドのトイレって結構すごい。

  • トイレ!
    絶対大事なものだ。
    よく例えられるでございましょ、「まるでトイレのない家のごとく」なんて。

    地震の時、絶対安全な場所、トイレ!
    会社で泣きたい時にこもるのはトイレ!
    哲学的、数学的、様々な発見が起きる場所、トイレ!
    磨いたらキレイになれる(かもしれない)のは、トイレ!
    『地獄先生ぬ〜べ〜』で、トイレの神様は神様の中でも高位だと言っていたし!
    つまりだ、トイレとは、排泄だけの場所ではないのだ!
    そんな素晴らしいトイレを、ごろうじろ!

    世界のトイレはすごい。
    「ジョイポリスのトイレ」
    日本ですね。
    おしっこを的に当てて、量や勢いを計測し......。
    男性用か。男性だけなのか。
    昔、立ちションがしたくて、立ってやってみたけれど、女の子はダメなんだよなあ......。
    いいなあ。
    あ、でも、掃除をすることを考えたら座ってやっていただくのが良いんですけれども。

    「アドルフ・ロースの公衆トイレ」
    まるで地下鉄に乗るがごとく。
    アール・ヌーヴォー式のトイレなんて、素敵すぎる。

    「解憂斎」
    ミスタートイレットと呼ばれる人物(すでに鬼籍入り)が作ったテーマパーク。
    そこはかとなく漂う「タイガーバームガーデン」感。
    アジアの、あのなんかよくわからない怪しげな感じ。
    うんこモニュメントが素敵だ。
    横浜に「うんこミュージアム」があるが、どちらがよりトイレ的だろう?

    「キリンバス国立公園」
    趣のある、これに似たようなものをどこかでみた気が.....。
    「おさるのジョージ」の映画だ!
    トイレではなかったが。
    見晴らしの良さ、落下したものがどこに行くのか、いろいろなものに想いを馳せたい。

    トイレ。
    それは自由な場所だ。
    もし旅行することがあれば、是非、その土地のトイレを堪能すべし。

    なお、日本の普通の温水シャワー付きトイレも、紹介されている。
    これがだいたいどこの家庭や公衆トイレにもあるんだぜ。
    もしかしたら、日本はトイレ天国かもしれない。

  • これはいい笑

    小学校の時の担任の先生が海外旅行先のトイレの話
    たくさんしてくれたのを思い出した。好きだったなあ。

    Lamplightbookhotel にて。

  • 世界には本当に色々な公衆トイレがある。絶景の場所にある、都会の真ん中にあるが美術館と間違うトイレもある。便器も原始的なものから宇宙的なものもある。ぼくが一番気に入ったのは、ボルビア・シロリ砂漠のトイレだ。砂漠の真ん中にWCと立て看だけ立ててあるトイレ。ゴビ砂漠でションベンすれば虹がたつという歌があったが、まさにそんなトイレだ。そして順番待ちの列が出来ることは決してない。

  • こんなトイレあるんだって見ていてとても楽しいです。
    その場所ならではのトイレに納得もしたりしました。

著者プロフィール

翻訳家。訳書に、P・D・スミス『都市の誕生』、J・ボイコフ『オリンピック秘史』、M・O・スラヒ『グアタナモ収容所 地獄からの手記』、A・キーン『インターネットは自由を奪う』など多数。

「2022年 『亡命トンネル29』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島由華の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×