自分を信じた100人の男の子の物語: 世界の変え方はひとつじゃない

著者 : ベン・ブルックス 芹澤恵 高里ひろ

• 河出書房新社 (2019年4月16日発売)

感想・レビュー・書評

[コルベットさんの感想 · 2023年1月22日]

偉人たちの足跡。

とくにココロに響いた
エピソードが二つ。

ニコラスは、
ナチ政権下で数多くの
ユダヤ人の子どもを、
安全なイギリスに亡命
させた。

五十年後、テレビ番組
に招待されたニコラス。

観客席に座っていると
番組の司会者が言った。

「ニコラスさんに命を
　救われたという方が
　いらしたら、どうぞ
　立ってください」

観客席にいた、
ニコラスと妻を除いた
全員が一斉に立った。

パッチはドクター。
入院している子どもの
病室に行って、

ユーモアと笑いを捧ぐ
クラウンドクターを
実践している。

パッチ曰く、
クラウン（ピエロ）と
ドクター（医師）を
分ける必要はないと。

そして、
だれにも親切にしたり、
町のゴミを拾うことを
提案する。

「だれにでも、
　何かはできます」

「だいじなのは、やるぞ、
　と決めることです。」

[komodaさんの感想 · 2020年3月18日]

STORIES FOR BOYS WHO DARE TO BE DIFFERENT
TRUE TALES OF AMAZING BOYS WHO CHANGED THE WORLD WITHOUT KILLING DRAGONS
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309290140/

[赤木かん子【公式】さんの感想 · 2020年7月3日]

今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊
その28
「自分を信じた100人の男の子の物語」

女子の伝記はたくさん紹介されるけど男子のはないのか？とこの前言われましたので、この本を……。
なにせ100人入っているのでジャンルはよりどりみどりです。
一人に付き、音読しても5分くらい、という短さですので（大人が黙読するなら一分ほどだと思います）とても読み聞かせに使いやすいです。
少なくとも司書は誰が出ているのか、読んでおくべきでしょう。
そうして普通の大人にも、かなり面白いと思います。
知らない人が大多数だと思いますので。
そうか。
世界ではこういうことがあったんだな〜、です。

2022/07/11　更新


※こちらは以前も紹介済みですーーーーーーー

見開き完結、の伝記です。
文字も大きく読みやすいです。
学校は、買い！

2020/07/08　更新

[かとのひもさんの感想 · 2020年6月23日]

新旧100人！
こんなすごい人がいたななど、記憶から呼び起こすよすがにも。

子どもや学生たちには、ロールモデルを見つけることが出来るかもしれない。

イクバル君の笑顔のイラストに泣いた。