狐のだんぶくろ: わたしの少年時代 (河出文庫 し 1-26 澁澤龍彦コレクション)
- 河出書房新社 (1997年2月1日発売)
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感想 : 13件
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- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404943
感想・レビュー・書評
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戦前に少年時代を過ごした著者の懐かしい記憶の数々。
数々のノスタルジックなセピア色の思い出話の途中に戦中の空襲の激しさや悲惨さが織り込まれて、著者が楽しい少年時代から戦争を経験して青年になる過程を覗き見している気分になりました。
しかし…エッセイに登場する童謡がほとんど分かりませんでした…。時代時代で童謡も変わるものなのですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
渋澤氏の子供の頃の記憶。家族全員で読んでしまった。<br>【東京の粋】そしる最後の世代だといわれてますが…<br>ちょろぎ・・・今のスーパーでは【ちょうろぎ】ですね(笑)<br>しかし、よく覚えているなあと。東京タワーのリリー氏も幼い頃の駄菓子屋とか、非情に鮮明に覚えていて凄いと思いましたが(笑)多分、幼い頃から、毎日の過ごし方が違って多様な…アレ?買い被り?すぎ???
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郷愁。昭和のはじめに少年時代を過ごした著者。懐かしのあの頃が書き綴られている。