東京震災記 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309411002

感想・レビュー・書評

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  • 大正に起こった関東大震災の実際のリアルな風景を描いた随筆。
    やっぱ地震は、二次災害が一番怖いなって。

  • 読み助2013年9月24日(火)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2013/09/post-afd9.html

  • 関東大震災の未曾有の被害状況を一人の作家として
    その肝の座ったルポジュター魂に田山花袋の知らない面を見た気がいたしました。
    江戸の風情がどこかしらに残っていた東京がすっかりなくなってしまった瞬間。新しい東京を予感したい思いも感じられ
    今私たちが直面しているさまざまな自然被害(場合によっては人災)とどう向き合っていたらよいのか。
    それは、まず現場にたったかどうか。
    そして、どう感じたか。
    先人の思いを、経験を、無にしてはいけませんね。

  • 代々木付近に住んでいた田山花袋が、関東大震災後、山の手から下町までを歩き回って記録したルポである。花袋は、過去の教訓が生かされていないことに嘆く。新しい東京に生まれ変わることへの期待を示す。

著者プロフィール

1872年群馬県生まれ。小説家。『蒲団』『田舎教師』等、自然主義派の作品を発表。1930年没。

「2017年 『温泉天国 ごきげん文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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