大河への道 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 294
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309418759

感想・レビュー・書評

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  • 2011年初演の立川志の輔新作落語大河への道伊能忠敬物語を小説化して2022年3月河出文庫刊。映画は2022年5月に公開。千葉県香取市の市役所で進める大河ドラマ推進プロジェクトと江戸時代の伊能忠敬と協力者を描く。しごく真面目な展開の中におかしさがあって落語、映画も気になった。人情ものなんだけと、志の輔さんの味付けが新鮮です。

  • いやはや、伊能忠敬の執念というかすごい人だったことがこれでもか、これでもかと詰まった一冊。落語の原案というだけあってかなり緻密なお話で、オチもバッチリ。チュウケイさんと私まで言ってしまうほどにひきこまれ一気読み。大河いけるよこれは!!!

  • 最後泣ける展開に。映画盤、落語版を観たい。

  • 映画も面白かったけど、小説も読みやすくて面白かったです。小見川出身の人に地元では本当に「ちゅうけいさん」て言うらしいと聞いて感動しました。

  • 立川志の輔の新作落語を小説に仕立てたこちら。実質3時間くらいでさくっと読めちゃう。正直感動も感心もしないけど、読むのは苦じゃないから時間があればどうぞ。

  • 新作落語になってる。映画は、観たいような、観たくないような。志の輔さんの落語で聞きたい。

  • 俳優たちの過剰な演技がない分、小説の方が純粋に話を楽しめた。端的にまとめられていて、良い歴史ミステリー。これは秀逸。

  • 伊能忠敬ストーリーを大河に推薦するために、千葉県香取市の池本と木下が奮闘する話であるが、最後は落語らしい、ほろ苦いようなクスッとするオチになっている。

  • 話題の映画化原作、落語家:立川志の輔の人気演目小説版。
    千葉県香取市の市職員が、地元の偉人である「伊能忠敬」の生涯をNHK大河ドラマのテーマにすべく奮闘する姿を描いています。
    落語演目なのでもう少しユーモラスなのかと思ってましたが・・いや、なかなかに感動的なクライマックスでした。
    映画、より「立川志の輔の高座で観たい!」と思わせる作品でした。オススメ作です!

  • 映画見ようと思ってたのに見られなかったので本を買った。さくさく読めた面白い〜!
    ぜひ大河でやってほしい

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著者プロフィール

富山県生まれの落語家、司会者。1983年、立川談志に入門。90年、真打昇進。古典から新作まで幅広い芸域で知られる。新作落語「歓喜の歌」が映画化。芸術選奨文部科学大臣賞受賞、紫綬褒章受章。

「2022年 『大河への道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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