人間はどこまで耐えられるのか (河出文庫 ア 6-1)

  • 河出書房新社
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感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309463032

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りの人間がどこまで暑さ、寒さ、高さ、深さ(水中)、早さ(走って)、宇宙で耐えられるのかの科学的な記録、
    人間に限らず生命は何処まで耐えられるのかって本。

    一部人間の限界が突破している例も書いてあるけれども突破しているからこその記録であって普通はーって普通の人向けの記録がちゃんと載っているのが興味深い。
    科学者達が自分達を実験台にして色々やってきてるんだなーっていう話として読むのも良い。

  • 体温で血液が沸騰する

  • 人間は暑さ(熱さ)・寒さにどれだけ耐えられるのか?深海ではどうなってしまうのか?宇宙ではどうなってしまうのか?知ってそうで知らない人間の限界が載っていて楽しく読めました。
    意外に、というかやっぱり、人間と言う生物は脆くて弱いものなんですね。。。そんな人間が、よくこんな苛酷で偶然が重なりあった地球の上に立っているものですな。この偶然には感謝しないとね。

  • 生きるか死ぬかの極限状況で、肉体的な「人間の限界」を
    著者自身も体を張って果敢に調べ抜いた驚異の生理学。

    人間はどのくらい高く登れるのか、どのくらい深く潜れるのか、
    暑さと寒さ、速さの限界は?

    果ては宇宙まで、生命の生存限界まで、
    徹底的に極限世界を科学したベストセラー。

    **************************************


    これ、めっさ面白かった。
    ためになると言うか、普段疑問に思ってた事とか、
    えーーー、そうやってんや、なんて体のしくみもわかって、
    読んでて楽しかった。

    ただ、半分くらいは専門的な事も書かれてて、
    ちんぷんかんぷんな所もあったけど、それでも得たものは大きい。

    自分自身の体で証明する実験。
    危険と隣り合わせやけど、説得力がある。

    疑問に思った事を諦めずに突き詰め、答えを出し、
    また、発想の転換と言うか、固定概念を持たず、何でもチャレンジ。

    すごいなと思った。

  • 【読み易さ】
     やや易しい
    【気付き】
     ★★★★・
    【ハマり】
     ★★★・・
    【共感度】
     ★★★・・

    人間が生命を維持することができる高さ、深さ、寒さ、熱さの
    限界はどこなのか。
    限界に近づいた時、人体はどのような反応をするのか。

    限界点は計算で求められるものではなく、
    これまで危険を顧みず、限界点に挑んできた人達の歴史でもある。

  • 10/1読了

  • 学術的な細かい説明が結構多いので、生化学に興味がないとつらいかもしれません。
    私は割と好きなのでなんとか読みきれました。
    コンコルドにのってるときの被爆量の話とか、冷たい海にどれくらいもぐっていられるかとか、興味深かったです。

    2013/06/30

  • 極寒の地で、灼熱の砂漠で、海で、宇宙(ソラ)で! 人間がどれくらいの環境までなら生きていけるかを解説した良書。サバイバル知識メモみたいな部分が多いなあ、と思ったら普通にサバイバルとか書いてありました。読んでみたらなにかと「呼吸」が重要なポイントを占めていて、「やっぱり呼吸は大事なんだな。波紋を学びたい!」と思いました。科学的な用語はあるけど読みやすい一冊です。

  • 趣味でダイビングと登山をするので、最初の2章の内容に興味があり購入したが、最後まで読んでしまった。非常に面白い。

    伝統的に、生理学者は自分の体を使って実験するらしい。

  • 単にどこまで耐えられるかの記録だけでなく、なぜ耐えられるかとか、耐えられるしくみが詳しく説明されている。

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著者プロフィール

オックスフォード大学の生理学部教授。1999年、ロイヤル・ソサエティのフェローに選ばれた。研究室の外でも精力的に活動していて、「人間の限界」にもみずから体を張って実験した。

「2010年 『人間はどこまで耐えられるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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