澁澤龍彦全集〈22〉 高丘親王航海記,裸婦の中の裸婦,都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト 他

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  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309706726

作品紹介・あらすじ

編年体による初の完全版全集ついに刊行。未発表・未収録作品をはじめ日記、対談・座談にいたる全作品を収録。

感想・レビュー・書評

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  • サラマンドラよ、燃えよ!

    収録作はもちろん、主に解題を読みました。澁澤龍彦のほんとうの〈絶筆〉は『ユゴー・クラウス『かも猟』あとがき』か『土方巽との初対面』である可能性が高いそうです。あと創作ノートや闘病生活もふくめ『高丘親王航海記』はやはりすごい…。

  • 高丘親王航海記を読んだことのある方なら、都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト を読んでいただければ、病室のベットで喉にチューヴを挿入されつつ書き上げた高丘親王航海記の凄さと行間に染み入る切なさが、あらためて伝わってきます。

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著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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