図説ヨーロッパの装飾文様 (ふくろうの本)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309763200

感想・レビュー・書評

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  • ふむ

  • 豊富な図版で、古代から近代までのヨーロッパの文様について(一部、日本との比較もある)解説された一冊だ。
    キリスト教、イスラム教といった宗教由来の文様、タペストリー、都市のシンボル、そういったものがどういった歴史や意味を持つのか、が語られていて興味深い。
    自然は制するものであるというヨーロッパの価値観や、ミクロコスモスとマクロコスモスという考え方など、読んでいてふむふむと面白い。
    異論異説はあるかもしれないが、全体を通してざっとヨーロッパの装飾文様の概要を俯瞰できるちょうどよい内容だった。

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著者プロフィール

1944年香川県生まれ。現在、関西大学名誉教授、ワイマル古典文学研究所、ジーゲン大学留学。ドイツ文化論、比較文化論専攻。
主要著作
『魔女とカルトのドイツ史』(講談社現代新書)、『ナチスと隕石仏像』(集英社新書)、『「笛吹き男」の正体』(筑摩選書)、『図説 ヨーロッパの装飾文様』(河出書房新社)、『現代ドイツを知るための67章』(明石書店、編著)、『ポスト・コロナの文明論』(明石書店)など多数。

「2023年 『ベルリンを知るための52章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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