宇喜多直家 (人物文庫 た 6-1)

著者 :
  • 学陽書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313752399

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  • 978-4-313-75239-9 381p 2008.9.20 初版

  • 這本書寫宇喜多直家的前半生,全文中止在一個很詭異的地方。然而這麼腳踏實地的描寫,比起上一本像飄在空中的不確定感(然後鋪滿笑料讓讀者繼續前進),換口味還換得正是時候的感覺。直家悲慘的童年和肩負巨大的責任感,還有復仇再起的決心,讓他堅強地慢慢從乙子城崛起,後來在暗殺岳父中山信正和仇人島村盛實後,漸漸比主君浦上還要壯大。用手槍暗殺了三村家親(!),這本書停在明禪寺大勝讓三村家元氣大傷的部分。作者的文章很流暢好讀,安排家臣的閒談也是相當步錯的"間",雖然直家一直惡名昭彰,但是作者寫出了和湖賊一模一樣的孤獨、堅決的男子漢的背影,對家臣也相當珍惜,也相當有責任感,謀略是為了保護自己和家裡不得不為的選擇,畢竟他的身世讓他知道戰國時代沒有任何敵人是吃素的;家臣也相當為他賣命。暗殺岳父那裏由於書中的中山信正極度好好先生讀起來還是有點揪心,不過也可以理解戰國時代沒有忍受豬隊友的餘裕。整體來說是本寫得還不錯的小說,是本很好的換口味小品,也讓我對作者造型的直家產生認同感(這是小說基本中的基本,但似乎不是當代文壇的共識)。只是最後中斷的部分好像女子禍水,作者到底想指什麼事件就不知道了。

  • 戦国時代きっての謀将の半生を描いた歴史小説。さぞドロドロしてるんだろうと思いきや、ごくごく真っ当な大名として描かれていた。相変わらずの引き込む力が強くサクッと読み終わったけど、ラストが唐突な感あり。中国地方の土地勘がない人向けに地図を入れて欲しかった。

  • 家臣が死ぬのが嫌だから暗殺する――という話だろうと思って読んだら、“苦労したんだから別にいいだろ+あいつに俺の気持ちがわかるか”という雑草根性でした;;ダークヒーローまんせー!!
    それにしても、奥さんに対して酷すぎる^^;;

    直家様は息子に似てなさすぎますねっ;;
    まさに金持ちは性格良くて、貧乏人は性格悪いの図。
    でもこういう力強く生きてる人も好きです。
    「勝った方が正義だ」いい言葉です(笑)

  • 執念と権謀術数でのし上がる男

  • 面白かったけど 地の利が解らず 理解に苦しみました

  • 「黒い風雲児」文庫版。今まで読んだ直家関連の小説の中ではこれが一番好きかもしれない。明禅寺合戦以降の話も読みたかったけど。

  • 権謀術数、謀略暗殺騙し討ち、なんでもござれの宇喜多直家の半生。直家の思考が恐ろしく明晰・明快なためか、暗さよりも苛烈さが印象に残る。

  • 惣兵衛のことを考えるだに涙涙。乙子時代の直家さまが一番好きだよ。高橋先生は忠家春家同一人物推し。

  • 謀将、宇喜多直家の一生。

    字も大きく、とても読みやすい小説でした。

    悪評高い武将にも人間らしさがありました。
    非情の諸行の裏に潜む、良心との葛藤が印象的でした。
    家臣とのやり取りで、かわいい直家が偲ばれますよ(^^)

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著者プロフィール

(たかはし・なおき)1960~。東京都生まれ。1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。1994年、「悲刃」で第1回松本清張賞候補。1995年、上記作品収録の『闇の松明』が山本周五郎賞候補となる。1996年、「異形の寵児」が直木賞候補になり、1997年、同作及び「非命に斃る」収録の『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞するなど、本格的な歴史作家として活躍している。著書に、『日輪を狙う者』、『山中鹿之助』、『大友二階崩れ』、『虚空伝説』、『異形武夫』、『湖賊の風』、『裏返しお旦那博徒』、『平将門 射止めよ、武者の天下』、『霊鬼頼朝』、『天皇の刺客』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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