- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314009386
作品紹介・あらすじ
いつからお母さんの顔がわかる?表情や性別はどう認識している?「ひとみしり」はどうしておこる?赤ちゃんの顔をかわいいと思うのはなぜ?ユニークな実験でここまでわかった、顔を見ることの発達メカニズム-そしてそのうらに隠された、したたかな生存戦略。
感想・レビュー・書評
-
赤ちゃん学の本にあるような内容も多い
記述は丁寧だが若干読みにくい
顔の内部に注目できるのは生後4ヶ月頃
視力が安定して顔のパーツを見始めるのは生後六ヶ月頃
顔と声をセットで覚えるのは生後七ヶ月頃か?
お母さんの顔が好きになるのは生後まもなくだが、髪型を隠した状態のお母さんの顔を好むまでには生後二ヶ月くらいかかる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多様な実験,論文の引用から自分の論を展開している。
自分が気になる実験をさらに辿るための入門書として最適。 -
生まれたばかりの赤ちゃんより、もっとも「かわいらしさ」を感じるのが1歳児であるというところが興味深い。動きが活発になり、ともすれば生意気と感じる行動ばかりするこの時期に、もっとも「かわいらしさ」を感じさせる丸々とした体型で、親の関心をひきつけ、子育てを継続させる・・・。
感覚的でなく生物的な要素でメカニズムを紐解いていくところがおもしろかった。 -
赤ちゃんが世界を認識する過程。