生徒の心に火をつける: 英語教師田尻悟郎の挑戦

制作 : 横溝 紳一郎 
  • 教育出版
4.20
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784316802848

感想・レビュー・書評

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  • 学習者のために教師ができること、アイデアが満載。
    教師としての考え方や、ピアラーニングのことについても書かれている。

  • また読みたい

  •  英語教育界では伝説の、中学校英語教師、田尻悟郎先生の英語授業での取り組み、生徒指導のあり方、その取り組みの背景にある思想などを、これまでの数々の著作、本人へのインタビューをもとにして、まとめたもの。
     とにかく生徒のやる気を自然と引き出す技を学ぶことができるが、それ以上に生徒を信頼してあげる、生徒を信じて応援し続ける、という姿勢や気持ちが大事であるということを、これでもかと言うほど教えてくれる本である。
     特に印象に残った箇所は、「言葉かけ」(pp.231-40)の節で、「達成感」、「信長感」、「満足感」という3つの感を味わってもらうというのを軸にして、適切なほめを行う、指導を行う、という部分は、特に最近おれが失敗していたということに、読んでて初めてはっきりと気付かされた部分だった。まずその「軸」を念頭において授業を展開するところから始めたいと思った。(12/04/30)

  • 田尻先生のアグレッシブさは本当に尊敬します。

    彼の実践がかなり具体的に書かれているので、とても勉強になります。
    そういう発想かー! と目からウロコなところも。
    また、彼の考え方に触れることでかなり刺激になりました。

    マネするだけじゃだめだと思うけど、参考にできる部分は活かしていきたい。

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授。関西大学・中京大学客員教授。日本学術会議連携会員。Ph.D.(MIT、1981、言語学)。東京言語研究所運営委員長、日本認知科学会会長、言語科学会会長などを歴任。専門は言語の認知科学および言語教育。言語教育関係の著作として、『日本語からはじめる小学校英語――ことばの力を育むためのマニュアル』(開拓社、2019年、浦谷淳子・齋藤菊枝と共編著)、『学習英文法を見直したい』(研究社、2012年、編著)、『ことばの力を育む』(慶應義塾大学出版会、2008年、窪園晴夫との共編著)など。

「2021年 『どうする、小学校英語?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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