火の鳥　いのちの物語 (単行本)

著者 : 手塚治虫 鈴木まもる

• 金の星社 (2024年4月26日発売)

感想・レビュー・書評

[コリーさんの感想 · 2024年5月17日]

よいです。鈴木まもるさんは鳥類の絵本も出しておられるので、火の鳥以外の動物の写実的な描写もあいまって、一瞬、火の鳥という生物が本当にいる、という感覚に大人でもなります笑
子どももお話の本ではなくて、科学の本（生き物の本）として読んじゃいそう…という気はするのですが、命は連環しており、自分の命も直接の血縁者だけではなく、生きるために摂食し消耗したさまざまな命に根ざしているのだというメッセージが非常に力強く伝わってきます。

[えんじぇるさんの感想 · 2024年5月8日]

漫画でも難しい『火の鳥』の絵本。
ふりがなもあるし、ページの中の文字数少なく読みやすい。鈴木まもるさんの絵も魅力的。

[赤木かん子【公式】さんの感想 · 2024年5月7日]

手塚治虫「火の鳥」初の絵本化、連載70周年を記念して
コミックナタリー編集部　2024年4月26日 23:17
https://natalie.mu/comic/news/571237

2024/05/09　更新

著者プロフィール

1928 年11 月3 日、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒。1947 年に『新宝島』を発表し、映画の手法をとりいれたストーリー漫画として注目される。その後、数々の新しい表現方法でストーリー漫画を確立し、漫画を魅力的な芸術にした。1961 年、手塚治虫プロダクション動画部（のち虫プロ）を設立。日本初の長編テレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」などで日本中の子どもをとりこにした。漫画とアニメーションすべての作品は、手塚の永遠のテーマである「生命の尊さ」で貫かれている。『手塚治虫漫画全集』（講談社）は全400 巻に及ぶ。1989年2 月9 日に60 年の生涯を閉じた。

「2022年 『手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生　全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」