草原につづく赤い道: プリンス・エドワード島の12か月

著者 :
  • 金の星社
4.19
  • (14)
  • (9)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323070339

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1989年から2001年までの写真の中から、四季ごとにまとめた。仕事をやめカナダに渡って西からゆきついた先がプリンスエドワード島。巻頭言だと、旅立つ前は賑やかな場所で多くの刺激を受ける事ばかりを望んでいたが、ここ、プリンスエドワード島の素朴さ、草原と農地の中にある民家や教会、燈台などの建物は、風景のほんの一部にすぎない、ということに心をぎゅっとつかまれてしまった、とある。

    「Tender Spring」「Memorable Summer」「Glorious Autumn」「Serene Winter」の題がつく。

    表紙の赤い道に緑の草、黄色の麦? 青い海と燈台。やさしい感じがする。「赤毛のアン」は数ページで挫折してるのでアンへの思い入れは無いのだが、興味の尽きない島ではある。

    2002.11初版 図書館

  • 大好きな赤毛のアン。その舞台、プリンスエドワード島は、私の行ってみたい場所No.1です。その風景の写真集という事で、わくわくしながら図書館から借りてきました。期待以上!「世界一美しい島」と言われるわけがよくわかります。赤い道、花、農地、家、教会、何もかもが綺麗なんです。写真家の吉村さんは、プリンスエドワード島との出会いがきっかけで写真家になられたそうで、他にもカナダの写真集を沢山出されています。この写真集を見て、私は写真家さんのファンになっちゃいました。

  • 素敵な写真ばかりで心が洗われた。
    赤毛のアンの舞台の場所とは知らずに手が伸びてしまったけれど、出会えてよかったと思います。
    空の風景の写真をみてその綺麗さに涙が出そうになりました。

  • 「赤毛のアン」の舞台となった、プリンス・エドワード島の四季を紹介。島も美しいのでしょうが、写真も美しい。

  • 行きたい!行きたーい!!
    赤毛のアンの舞台のプリンス・エドワード島に!
    りんごの花の満開に思わず「うはぁ〜」
    野原を覆いつくすタンポポに「すごい!」と・・・。でも、多くのアイランダーがタンポポを繁殖力の強い雑草として嫌っているそうな。確かにあんなにタンポポがあったら、綿毛もすごいだろうしね。
    私としては羨ましいって思うケド^^
    自然の美しさ、ステキな建物。プリンス・エドワード島の12ヶ月にもう<br>(*´ー`*)ウットリです。

  • いつか訪れてみたい「赤毛のアン」の島…美しい四季を堪能しました。

  • カナダの外れにあるプリンス・エドワード島の写真集です。
    赤毛のアンの舞台でもある土地です。
    この写真集に惚れました。大学生ぐらいになってお金がたまったら絶対生きたいです。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

吉村 和敏
1967年、長野県松本市で生まれる。県立田川高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビュー。東京を拠点に世界各国、国内各地を巡る旅を続けながら、自ら決めたテーマを長い年月にわたって丹念に取材し、作品集として発表し続けている。光や影や風を繊細に捉えた風景作品、地元の人の息づかいや感情が伝わってくる人物写真は人気が高く、全国各地で開催されている個展には、多くのファンが足を運ぶ。近年は雑誌の連載やエッセイ集の出版など、文章による表現の幅も広げている。2003年カナダメディア賞大賞受賞 2007年日本写真協会賞新人賞受賞 2015年東川賞特別作家賞受賞

「2023年 『美しい世界をめぐる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉村和敏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×