- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326351459
作品紹介・あらすじ
冷戦が終わったとき、多くの人びとが平和な世界の到来を予感した。しかし、ユーゴ紛争、ソマリア内戦、ルワンダの虐殺などが相つぎ、それがあまりにも楽観的な予測だったということが明らかになってきた。なぜ紛争は絶えないのか。なぜ国際社会はうまく対応できないのか。本書では、歴史、思想、規範などを重視する人文学的アプローチで、危機の構図を明らかにする。「国際政治の本質は変わっていない」。古典的素養をもとに、メイヨールは平易なことばでたんたんと論じていく。
感想・レビュー・書評
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ゼミのものと並行して。国際政治学のタームにも慣れて来たので、サクサク読める。わりとリアリスト的なのかな?
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登録:2009/09/25 図書館
読了:2009/10/02 -
指導教授が訳された本。ゼミで輪読。
プルラリズムとソリダリズムについてなんだけど、激ムズ!
最初に先生からの概要説明なかったらさっぱりわからんかった。
一言で言うと、グローバル化の中で確かに国家の役割や位置づけは変わってきているが、依然として世界政治は国家を主体として成り立っていることに変わりはない、ということ。だと思う。
ナショナリズムの章とか、論文に使えるかも! -
平易な文章で書かれていて、読みやすいがなかなか手ごわい内容でした。。。体調が悪いのも手伝ってかなかなか内容が入ってこなかった。。。いい本のはずなんだが。。。再読の必要あり