ソーシャルメディア解体全書: フェイクニュース・ネット炎上・情報の偏り

著者 :
  • 勁草書房
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326603503

作品紹介・あらすじ

インターネットの情報の偏り、フェイクニュース、炎上のメカニズムを徹底分析。誰もが発信者となりうる「人類総メディア時代」必携!

フェイクニュースを誤情報と判断できず拡散しやすい人の特徴とは? ネット炎上にどう備えるべきなのか? わたしたちの生活に欠かせないソーシャルメディアの諸課題を網羅し、豊富なエビデンスと大規模調査データに基づきその実態を分析する。ソーシャルメディアの歴史から国内外の対策の最新動向まで、豊かな情報社会を築くために。

感想・レビュー・書評

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  • 朝から、知らなくてもいいような内容のニュースを流すメディアもどうかと思う。まず、いったん立ち止まって考えて、伝え方や表現を練る。
    そして、受け手のリテラシーも問われる時代でいる。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50301716

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000128569

  • 思想書というよりは事例情報をかたくあつめリファンレンスなかたち。「炎上」はいろんなの集めてて私がしらなかったのもけっこうある。わりと淡々としていて、コンビのかたわれの田中先生のような情熱みたいなのはそんな感じられないのは世代か。

  • 興味深い本だった。炎上やフェイクニュースといった事象について、データをもとに分析している本。多くは直感の通りではあったが、例えば、本当に一部の人の投稿が、多くの人の投稿に感じられる(投稿数が多く見える)とか、炎上への投稿をするのが、割と年収や地位が高い人の割合が多いなど一部は直感とは異なる部分があった。
    また、炎上は当然というかそりゃ炎上するよというものももちろんあるが、なんでそれで!?っていうものも多く。
    過去は丁寧に一つ一つに対処するのがいい企業と思われていたが、こうなってくると、極端な話、なんでも突っ込まれるので、様々な意見のすべてに配慮していくのがいいのかわからない。まさに「すばらしい新世界」で言っていたような、あらゆるものに配慮しすぎて意味をなさなくなったというものになりつつあるように感じた。

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著者プロフィール

山口 真一(やまぐち しんいち) 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授。1986年生まれ。博士(経済学・慶應義塾大学)。2020年より現職。専門は計量経済学。研究分野は,ネットメディア論,情報経済論,情報社会のビジネスなど。「あさイチ」「クローズアップ現代+」(NHK)や「日本経済新聞」をはじめ,メディアにも多数出演・掲載。KDDI Foundation Award 貢献賞,組織学会高宮賞,情報通信学会論文賞(2 回),電気通信普及財団賞などを受賞。主な著作に『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社),『なぜ,それは儲かるのか』(草思社),『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版),『ネット炎上の研究』(勁草書房)などがある。他に,東京大学客員連携研究員,早稲田大学兼任講師,株式会社エコノミクスデザインシニアエコノミスト,日本リスクコミュニケーション協会理事,シエンプレ株式会社顧問,日本経済新聞Think! エキスパート,Yahoo! ニュースオーサー,総務省・厚生労働省の検討会委員などを務める。

「2022年 『ソーシャルメディア解体全書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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