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- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327352134
作品紹介・あらすじ
近代精神の誕生に立ち会う。いまや当たり前のものとされる「自由」・「基本的人権の保障」など、近代民主主義の思想の原点を史上初めて提示し、ピューリタン革命期の聖・俗両権力の支配層を敵にまわすことにもなった、ホッブズの「思想の革命」の意義をとらえ直す。
感想・レビュー・書評
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著者曰く、近代思想史上の御三家と問われれば躊躇することなく、ホッブズ、スミス、マルクスを上げるとのこと。
岩波新書からも同じ題名で著作を出しているが、こちらの方が平易でわかりやすく読みやすい印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
近代国家思想の礎を築いた大家であるホッブズ。「万人の万人に対する闘争状態」の一説はあまりにも有名である。歴史的背景を考慮して、彼がなぜ社会契約論という体系を創りあげていったかがわかる良著。
「リヴァイアサン」それは、人間が自己保存という究極的根本命題を克服するために生み出した人工国家という神に等しき力をもったシステムである。
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