文芸翻訳教室

著者 :
  • 研究社
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本棚登録 : 120
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327452834

作品紹介・あらすじ

★『ダ・ヴィンチ・コード』『オリジン』などのベストセラー翻訳者が教える文芸翻訳の基本と実践
「原文をしっかり読む」「日本語の表現力を増やす」「調べ物をきっちりする」といった基本から、「表記のルール」「各登場人物にふさわしい日本語」「物語の視点」を頭に置いた実践的な訳し方まで、第一線で活躍する文芸翻訳家が秘伝をあますことなく伝授。加えて、シノプシス(出版社が翻訳書として刊行できるかどうかを判断する資料)の書き方や企画の持ち込み方もアドバイス。すべての翻訳家、翻訳家志願者必読の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず、この手の本はとってもおもしろい。
    しかも、おなじみの越前しぇんしぇー。
    他の翻訳家の方の本と違って、読者に対して甘々じゃないところがとっても好きです。ほんのちょっぴりだけ手厳しい。
    でも、この本はいつもより優しめだったかもしれない。
    ということで、私は誤訳シリーズの方が明快で辛口なので好きです。

    ちょうど、冨岡英敬氏の『英文「超」精読』を読み終わって、すごく良かったので、同じようなタイプの本を読みたいなあと思っていたところ、前に越前氏が恩師として言及されていた伊藤和夫先生のお名前を、この本でも再度挙げておられたので、お、それ読もう、と思って読み始めたところ。
    これまた、めちゃくちゃ良い!
    寝る前に読んでいるだけなので、毎日1ページか2ページずつくらいしか読めず、いつ読み終わるんだって感じですが・・・

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1299866

  • 文芸翻訳を志す人にとっては、面白すぎる本だと思う。普通の英語学習者には、また違うだろうけど。シノプシスの書き方とか、生徒役と越前先生の訳の比較など、興味深かった。

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著者プロフィール

越前 敏弥
1961年生まれ。文芸翻訳者。訳書『世界文学大図鑑』『世界物語大事典』(以上、三省堂)、クイーン『Yの悲劇』、ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(以上、KADOKAWA)、ダウド『ロンドン・アイの謎』、ブラウン『真っ白な嘘』(以上、東京創元社)、ハミルトン『解錠師』(早川書房)、マッキー『ストーリー』(フィルムアート社)など。著書『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』(KADOKAWA)、『名作ミステリで学ぶ英文読解』(早川書房)、『はじめて読む! 海外文学ブックガイド』(河出書房新社、共著)など。

「2023年 『オリンピア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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