そして、それから

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  • 現代思潮新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784329004888

作品紹介・あらすじ

明けない夜はない。老漁師がみた3・11とは?南三陸の海辺から語りかけてくるリアルで繊細な心の描写は圧巻!報道からは伝わってこない荒廃と倦怠の向こうに一条の光が射す。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳者が大震災被災のボランティア活動を推進するなかで描いた震災小説。
    ルポでもない、聞き語りでもない、小説という抽象性のあるくくり。とてもよく理解できる。私も見てたから。そして小説という形で表現できるまであれから時間が経ったことも実感する。忘れない。

  • 南三陸町で津波被災した漁師が経験した3.11をリアルに描く。
    「南三陸から手芸の便り~amaproject~」の支援の一環。


    https://www.facebook.com/amaproject.jp

  • 読まなきゃ!
    ◆被災の現実深く描く[評者]中沢新一=明治大教授 東京新聞
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2014041302000186.html

    現代思潮新社のPR
    「明けない夜はない。老漁師がみた3・11とは?
    南三陸の海辺から、静かに語りかけてくるリアルで繊細な心の描写は、読む者を虜にする。
    報道からは伝わってこない荒廃と倦怠の向こうに、一条の光が射す!
    現地の復興支援に携わる著者の、珠玉の一冊。

    本書の売り上げの一部(本体価格の10%)は、南三陸仮設住宅の女性たちを支援する活動、アマプロジェクトに寄付されます。」
    http://www.amaproject.jp/about.html

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    http://www.gendaishicho.co.jp/book/b146485.html
    marie claire style が 『そして、それから』を紹介 - 2013.11.28
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    『そして、それから』の著者・村上香住子氏の友人ジェーン・バーキンが大臣賞を受賞 - 2013.11.18

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著者プロフィール

〈 村上香住子 (むらかみ・かすみこ) プロフィール 〉
20歳で渡仏。サイゴンにも暮らす。1974年よりフランス文学の翻訳をはじめる。
主な訳書に、ボリス・ヴィアン『ぼくはくたばりたくない』、アンリ・トロワイヤ『ドストエフスキー伝』『チューホフ伝』、
ヤン・アンドレア『デュラス、あなたは僕を(本当に)愛していたのですか。』など。
1985年に再び渡仏し、20年間パリに滞在、マガジンハウスやフィガロジャポンのパリ支局長として活躍。
帰国後、『パリ猫銀次、東京へ行く』『巴里ノート―「今」のパリをみつめつづけて』『そしてそれから』など刊行。
現在「フィガロ ジャポン」誌にて「猫ごころ パリごころ」連載中。
南三陸の仮設住宅に住む女性たちを支援する「アマ・プロジェクト」を立ち上げ、
ジェーン・バーキンなどフランスの友人たちの協力を得て活動している。
→ http://www.amaproject.jp/

「2016年 『パリ・スタイル 大人のパリガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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