無頭人 (エートル叢書 4)

  • 現代思潮新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784329010049

感想・レビュー・書評

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  • 読みました。

  • バタイユに関連した著作を読むのはこれが初めてだったが、基本的にニーチェの話なので、初めてでも特に問題なく読むことができた。

    現在にまで、しかもポピュラー文化のほうにまで影響が食い込んでいるニーチェだが、この本の內容が現代で書かれたといわれてもそこまで違和感がないのも、ニーチェの持つある種の近代性・現代性の表れなのだろう。

    バタイユ自身の著作についてももう少しこれから(余裕があったら)呼んでいきたい次第。

  • 読んだその時だけ、分かった気になるけど直ぐに忘れてしまいます。興味はあるのになぁ。
    こういう本を読む時は、手元に入門書も必要だと思っています。
    なにしろ難解だし、出来るだけ誤差の少ない状態で体得したいと思うからです。

  • とても美しい文章が多かった。ファシズムに利用されるニーチェの「誤読」を指摘することによって、ニーチェの新しい読みを提示している。絵も豊富なので、見ていて楽しい。

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著者プロフィール

1987-1962。フランスの思想家、作家。世紀を超えて今も各分野に影響を与え続けている。『エロティシズム』『眼球譚』など著作多数。

「2022年 『内的体験 無神学大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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