日本全国もっと津々うりゃうりゃ

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331517536

感想・レビュー・書評

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  • 読んだ後に感想が思いつかないような、どこまでも意味のなさを目指した作品。でも読んでるときは面白かったんですよ。面白かった気がするんですよ。

  • 一冊目(もっと、じゃないほう)より筆のノリが渋めなような?

  • Twitterで、宮本さんがうちのご近所を訪れたつぶやきをされていたのは、この一環だったのかな。
    『…ずんずん歩く』に比べるとパワーダウン?期待値上げすぎちゃったかな^^;

  • 2013/12/31読了。

  • よもや第二弾が出るとは!いや、嬉しいんですけれどね。
    タマキングのただ楽しくうりゃうりゃ旅をするスタイルは好きです。
    テレメンテイコ女史が相変わらずのクール&ローテンションで出島での「男同士」発言に吹きました(笑)女史が七味を使う「いざというとき」がどんな時なのかとても気になります。

    今回もタマキングのイラストが沢山ありますがテレメンテイコ女史のイラストも!タマキングの娘さんの方が上手いのが御愛嬌でした。
    ものの姿を捉えてシンプルな線で描くタマキングの絵は以前から見やすくて上手いと思っていたのですが更に腕前が上がりましたね。
    ランタンや海の生き物に思わず見入ってしまいました。フグの赤ちゃんがめちゃくちゃ可愛い。キーホルダーとかストラップを作ったら売れるのではなかろうか…と結構真剣に思ってしまいました。

    第三弾も期待していいのかしら?

  • 前作とは何も繋がりがないが、
    全国をうりゃうりゃしていることが想像できて楽しく読めた。

    長崎では、軍艦島へのツアーの話。
    40年前に廃墟となった島。
    当時昭和30年代は炭鉱で栄えて、5千人以上の島民生活の全て賄うほど施設があった。
    当時は珍しい鉄筋コンクリート高層住宅。
    狭い島では、皆が顔見知り。島の外には行けない。若い人のデートはどこで行ったのか?。
    イチャイチャしていたら、すぐ皆に広まってしまうほどなのだ。
    しかし今はすべての島人が引っ越して、誰もいない。

    北陸、福井県の永平寺での坐禅体験の話。
    三黙道場といって、僧堂、浴室、東司(トイレ)では、私語厳禁。
    僧堂は、僧たちの生活空間で、食事、睡眠もここで行うのである。
    だから、一日無言の中で生活して、坐禅時間は朝40分、夕方80分。
    著者が体験したのは、20分間。
    日常の生活ではイスの生活が中心の都会人が20分も坐禅と組むことが
    どんなに大変かを、面白い文章で実況中継してくれる。

    他には、奈良県の天理教。
    奄美大島。山形。横浜。琵琶湖。山口。
    道南に行く前のまえがきの話がまた面白いが、本を読んでみてのお楽しみ。

    この本の続編はまだ、うりゃうりゃ続くので、楽しみだ。

  • 旅人タマキングさんがまたまた日本全国を旅してます。テレメンテイコ女史のテンションの低さが一段と旅のゆるさを際立たせます(笑)

    奄美の旅は高野秀行さんに本の雑誌社の炎の人との3人旅。これがまためちゃ面白い。おっちゃま達が小学生低学年並みにはしゃぎ回って奄美の海を満喫してます。帰りたくなくなる気持ちはわかる、あの海を見たら。

    山形の加茂水族館、クラゲは素晴らしい。宮田さんの『1日中見てられるもの選手権 ベスト4』ランキングが偏ってて良し。

    琵琶湖。ロケット噴射する安土城とか想像も及ばぬところにいっちゃってるし。流石だ。

  • 続編が、もう一冊に!

    廣済堂出版のPR
    「ナイスな観光地を求めて、日本全土を東へ西へ。長崎、奈良、北陸、道南、奄美、山形、横浜、琵琶湖、 山口。見どころは数々あるはずなのに、足が向く先は、なぜかたいてい、階段と船と岩ばかり。タマキング的 偏好200%の脱力系旅エッセイ。廣済堂よみものWEBの好評連載、待望の書籍化。 」
    宮田珠己『日本全国もっと津々うりゃうりゃ』/ 廣済堂よみものWeb
    http://yomimonoweb.jp/back2_miyatatamaki/

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著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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