もぐら屋化物語り3 用心棒は就活中 (廣済堂モノノケ文庫)

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331616055

作品紹介・あらすじ

内藤新宿一小さな、化け物専用の旅籠土龍屋。一宿一飯の恩を返すため用心棒をさせられていた楠岡平馬は、旅籠の守り神である百年土竜のムグラさまと大喧嘩し、追い出されてしまった。その頃宿場では太宗寺の閻魔像の目玉が盗まれ、大騒ぎに!再び宿無し脱藩浪人に身を落としていた平馬に盗人容疑がかかり…。平馬の容疑を晴らすべくお熊ちゃんは包丁片手に奔走し、逗留中の化け川獺、謎のやさ男高村など曲者ばかりが揃い踏み。天変地異に揺れる地獄追分で、ムグラさまの正体、お熊ちゃんの真実が明かされる!

感想・レビュー・書評

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  • もぐら屋化物語第3作目
    あいもかわらずバケモノ騒動がつづき、閻魔像の目玉紛失事件も面白おかしくなかなかの展開、最後はほろっとする場面もあり4作目もありそうな終わり方でした。

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著者プロフィール

1978年生まれ。埼玉県出身。2005年「KAPPA-ONE登竜門」より『時を編む者』でデビュー。以来、ファンタジー小説や時代伝奇を執筆。近年は積極的に時代小説を手がける。著作に、『ヤマユリワラシ―遠野供養絵異聞―』『けものよろず診療お助け録』『屋根裏博物館の事件簿』など。本書は熱血師匠と筆子の交流を描いた傑作人情小説。

「2023年 『走れ走れ走れ 鬼千世先生と子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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