ひろさちやの「道元」を読む

著者 :
  • 佼成出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333019847

作品紹介・あらすじ

“厳格な修行”や“難解な思想”で知られる曹洞宗の開祖・道元。その教えを、現代のわたしたちの日常生活にいかにして活かすかをやさしく解説した、「道元という生き方」入門書。

感想・レビュー・書評

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  • P116
    捨置記(しゃちき)
    いくら考えても答えのでない問題は
    捨てて置きなさい

    P110
    ※現成公案(げんじょうこうあん)
    宇宙そのもの、現実世界そのものが
    公案である

    つまり、目の前のこと、
    起こっている問題を公案として
    自分を磨きなさい

    P125
    「苦」とは、思うがままにならないこと
    思うがままにしようとしなければいい。
    苦にしなければいい。

    道元は悟りは自分から求めるものではなく
    悟りの方からやってくるものだと説いた。
    成果は求めるものではなく
    向こうからやってくるもの。
    人事を尽くすことが大事である。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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