- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333025688
作品紹介・あらすじ
ここはお城の天守閣。双眼鏡で街の様子を見ていたお殿さまが、ある日不思議な乗り物を発見しました。
「わしは、あれにのりたい」。初めて見る自転車に、お殿さまは興味津々。さっそく街に下りて自転車を買いにいきます。最初は転んでばかりのおとのさまでしたが――。
現代の日本に住む、ちょっとおとぼけなお殿様と家来の会話が楽しい、ユーモアたっぷりの幼年童話です。
【ここがポイント】
・お殿さまのと家来の掛け合いが、ほのぼのと笑えます
・何度転んでも諦めずに挑戦するお殿さまの姿が素敵です
・絵本から読み物に移行するお子さんにぴったりです
【編集者から】
初めてこのお話を読んだとき、お殿さまと家来のとぼけた会話に笑いが止まりませんでした。その面白さやそれぞれのキャラクターの魅力を画家の田中六大さんがさらに倍増させて、最高に楽しい一冊にしてくださいました。
お殿さまはお城に住んでいますが、時代は現代の日本。だから、街の人たちとはちょっと感覚がずれています。でも、何度転んでもひたむきにがんばる姿や、知らないものには何にでも興味を持って挑戦するチャレンジ精神に、気がついたらお殿さまのことが大好きになってしまうのです。
感想・レビュー・書評
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この世界にも、おとのさまが、いたらいいな。
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おとのさまシリーズ大好きで、寝る前に読むと爆笑で目が冴えてしまう(笑)
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とのさまははじめ自転車を乗れなかったけど、最後は乗れてよかったです。ぼくも頑張ろうと思いました。
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5歳9ヶ月息子に読み聞かせ。読んでるこちらも面白かった!おちゃめで素直なお殿様が、自転車の練習をするお話。設定がまず面白すぎ。
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にんじゃがまきびしをまくところがおもしろかった。
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転んでも立ち上がる案外頑張りやなおとのさま。自転車に乗ることはできるのか⁈
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わたしもじてんしゃにのりたいな。
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おしろの天しゅかくからそうがんきょうをのぞいていたおとのさま
みつけたのは、じてんしゃでした
のってみたくなったおとのさまは、
けらいのさんだゆうをつれて、町に出ていきました
じてんしゃやさんで赤いピカピカのじてんしゃをかうと
さっそくれんしゅうをはじめました
でも、なかなかじょうずにのれません
そこで……
中川ひろたかのナンセンス童話に田中六大の絵がぴたりとはまった人気作
「おとのさま」シリーズ既刊7冊(2018年末現在)の第一弾、2012年刊
読み聞かせにもひとり読みにもぴったり -
4歳1ヶ月
同シリーズ「でんしゃ」から入った息子。
でんしゃよりも爆発的にうけるシーンはなかったものの、
すっかりおとのさまが好きになったみたい。
私に時々、
「のぉ、さんだゆう。」とびかけてきます。
なんでございましょう?との。