- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334035891
感想・レビュー・書評
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高校教師たちの、進路指導と生徒指導に対するアレコレ。
進路指導の部分は、多様化する大学受験に向けた標準的な高校生の学習習慣を追求することが重要だと認識させられた。
高校教師だけでなく、民間教育や親たちも読んでおくと良い書籍。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うちの図書委員の女の子が、”先生、この本の「カチューシャ」の話、おもしろいよ”と薦められて読んでみた。評論というよりは小説もどきで、たしかに、生徒のつけたカチューシャめぐって、生徒指導にそれぞれの先生の思いが錯綜するところは(私は教師ではないが)学校現場に近いものとしては生々しくておもしろい。が、『藪の中』のオマージュとしては中途半端で、教育評論としても焦点がぼやけてしまっているような気がする。でも、そもそも、問題になっていることがつまらない生徒指導だな~、というのは外野の感想にすぎないか。
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何かで紹介されてて、なんとなく興味があって読んでみました。
「先生」も人間だぜ、っていう本です。
私は先生に対して感想を持ったことがありません。
完全に従順でもなく、全く反抗的でもなく、教師に興味がありませんでした。
それは校則についても一緒で、スカートを短くすることに興味もありませんでしたし、長いのが「ださい」とかいう感覚も持ち合わせていませんでした。
この本を読んでいて、あの頃あの先生はこんな風に考えていたのだなとか思いました。
今も元気に暮らしているといいなと思います。
先生も人間です。
人に出会うように「教師」に出会おう。 -
This book shows how stupid the Japanese school culture is!